「10年後の目標」 菅原 亮太
2020年02月19日

私は理学療法士として患者さんのリハビリを行っています。適切なリハビリを行う上で我々理学療法士は患者さんの身体機能をしっかりと評価する必要があります。どこの関節の動きが悪い、動きが悪くなっている原因はこの筋肉だ、歩く時の姿勢が悪い、あの筋肉をうまく使えていない、などのようなことを常に考えながら患者さんの動作や身体機能を評価し治療しています。そんなことを10年間やり続けてきたため、私の人間の動きを見る目は肥えてきたはずです。

そんな私ですが、数年前から競馬にはまっております。趣味は何かと聞かれたら昔はサッカーと言っていましたが今では競馬と言ってしまうほどです。私は10年間患者さんの身体を見てきた経験を生かし、馬の馬体も真剣に見ています。主にパドックで馬の歩行分析をします。蹴り出しの強さ、歩幅の大きさ、殿部の張り、頚部のアライメント、注意力障害、等を評価し状態の良い馬を見つけ、購入馬券の参考にします。しかし馬の歩行分析は思った以上に難しく、私が目をつけた馬はなかなか好走してくれません。悔しいことに人間と馬は作りが違います。人間を見れるようになったからと言って馬を見れるわけはないのです。最近になってようやく気づかされました。それでも私は10年間続ければ馬を見る目も養われてくると信じています。10年後、調教師も驚くような馬体評価ができる理学療法士になることが私の当面の目標です。

投稿者リハビリテーション科 副主任 菅原 亮太