「福祉支援相談室へようこそ」 佐久 恵子
2022年10月19日

 福祉支援相談室は、1階の正面玄関を入って右側、体温測定コーナーの隣にあります。今は感染対策の都合で、相談室の戸を閉めており、患者さんにご迷惑をおかけしています。福祉支援相談室は、患者さんの生活に関する相談窓口です。社会福祉の立場から、患者さんやご家族が抱える生活課題が解決できるようお手伝いさせて頂いています。現在は5名の医療ソーシャルワーカーが在籍しています。この12年で新たに3名のソーシャルワーカーが仲間になりましたので、私から少し紹介させて下さい。

 昨年の冬に、山田さん(女性)が当院に入職しました。山田さんは前職も総合病院のソーシャルワーカーでしたので、まさに即戦力です。特に社会保障制度や医療費に関しての知識は素晴らしいです。私も頼りにしています。趣味は休日のドライブ!息抜きは大切です。現在は主に内科やプライマリ科を担当。患者さん、ご家族に寄り添う姿も素敵です。

 今年9月には、大森さん(男性)が入職しました。相談室でたった一人の男性ソーシャルワーカーです。女性の中に男性一人、居心地悪くないか、日々気がかりです。大森さんの前職は病院のソーシャルワーカーですが、介護の現場での経験が豊富で、色々と私たちに教えて下さいます。大森さんの人柄同様、口調がとっても穏やかで聞き上手。私も話を聞いてもらいたくなってしまいます。特技は魚を捌くこと!大森さんが捌くお刺身をいつか食べてみたいです。現在は主に外傷センターの病棟を担当しています。

 昨年の春に入職したのが、黒田さん(女性)です。大学卒業後に入職、2年目のソーシャルワーカーです。黒田さんは若いですがしっかり者。仕事の覚えが早く、今は一人で大勢の患者さんのケース支援をしています。私はその姿を隣で安心して見守っています。ソーシャルワーカーも働きながら、日々の勉強、自己研鑽が必要な職種です。遊びにいきたいところをグッと我慢して、勉強の日々。その中で、適度に遊ぶことも大事にするのが黒田さん。オン、オフの切り替えも早くから出来ていてお見事!現在は外傷センターの病棟を担当しています。

 5人全員が、日々全力で患者さんやご家族のご相談に応じています。さまざまな困難があっても、ソーシャルワーカー全員の知恵を出し合い、解決に向かって考え深めていくのが私たち札幌徳洲会病院福祉支援相談室の強みです。患者さんの人生がよりよい日々になるよう、患者さんやご家族が心豊かに過ごせるよう、真摯に向き合いお手伝いさせて頂きます。引き続きよろしくお願い致します。

投稿者福祉支援相談室主任 佐久 恵子