2022年4月に入職し、今回2回目のリレーエッセイ担当となります、放射線科の藤本です。宜しくお願い致します。
放射線科医って何者?という方には、近年ドラマ化、映画化でも話題となった「ラジエーションハウス」というマンガをお勧めします。
是非ご覧ください。
さて、今回もおいしいラーメン屋さんを紹介させていただきます。
さいとう(白石)
店員は店主お一人で、カウンター席のみのお店です。色々なダシが絡み合った、あっさりなのに奥深い味わいのスープが絶品です
(写真はラーメンしお大盛味玉トッピング)。夏の冷やしラーメンに何回かトライしているのですが運悪くお休みや
売り切れなどでまだありつけておらず、来年こそは食べたいです。
ハナウタ(南郷7丁目)
スパイシーな薬膳ラーメンの店です。「麻辣香湯」は絶品と昨年書きましたが、
不定期に提供される限定ラーメンがまたとても美味しくて、頻繁に変わるので通常メニューを食べる暇がないくらいです。
今回紹介するのはその中でもお気に入りの、冷やし中華と胡椒中華そば。前者はスパイシーなタレと香ばしいナッツの旨み、
パツパツの締まった細麺が最高です。後者はびっくりするくらい山盛りの胡椒と共に頂く煮干しダシの効いた甘めスープのラーメンで、
クセになる味ですが正直辛い(笑)ので、胡椒が得意でない方は少なめや別盛りをお願いすると対応してくれます。
店主の意向に背くようで恐縮なのですが、私も胡椒は半分くらいの量をもらって少しずつ入れながら頂いております。
山さわ(白石)
煮干しラーメン推しの店。煮干しが食べたくなったら向かう店の一つです。
あっさり煮干し、濃い煮干し、濃厚煮干しの3段階から選べ、どれも美味しいのでいつも迷います。
つけ麺も美味しくて、今回の写真はカラニボつけ麺にしました。見るからに濃厚な煮干しのつけ汁に辛みを加えたもので、
食べると口の中いっぱいに煮干しの旨みが広がります。煮干しダシが好きな方にはとてもお勧めです。
うさぎ(北区)
朝ラーメンでも有名なお店です。カツオだしのあっさりやさしい味わいで、可愛らしいうさぎを形取った人参がトレードマーク?です。
食欲の落ちる暑い夏場でもペロッと食べられる冷たいメニューもあります。
遠いのでたまにしか行けないこともあり、なるべく空いている時間を狙って、席に余裕があるときは2杯食べちゃいます。
ラーメンについて書いているとお腹が空いてきますね。次はどこで食べようかな...
それではこの辺で失礼致します。
この数式は以前ネット上で話題になった?ためご存じの方もいるでしょう。
そもそも引っ掛けで話題になっているわけですから、裏があるということは自明の理ではあります。
そのうえで半数以上がまんまと引っ掛かったとの事でした。
御多分に漏れず小生も引っ掛かり組でした。
それでは、6÷2(1+2)を計算したあなたの答えはいかがでした?
多分答えの候補が「1」か「9」であることには異存はないと思います。
「9」が正解で「1」は不正解とのことです。
これを読んで「9」と回答できた方は正しい論理回路をお持ちのため忘れて下さい。
「1」と回答した方は小生と同じ引っ掛かり組です。原因を究明してみてください。
ヒント;式にも引っ掛け要素がありそうで、正しい記述の式ではないという意見もあるようです。
マラソンを走るようになってから早20年近くなります。
エントリーするようになったキッカケは体重が増えて血圧が上がったことが契機で、元々タイムを伸ばそうとは思ってなかったのですが、走るようになってからなんとなくタイムを気にするようになり、フルマラソンでサブ4が出来たらいいなと思い始め、10年くらい前から少し頑張ろうとしてました。
いつもは雪解けから走り始め、北海道マラソンの完走・サブ4を目指していたのですが、春からだと準備が足りないのと夏の暑さの中での記録更新はさすがに厳しいと思い、今年は雪解け前から走り始め、目標を5月に行われる洞爺湖フルマラソンして初めてエントリーしました。
その日は朝から体調も良く、ひょっとしたらいけるかもと甘い考えでスタートしました。確かにハーフくらいまでは良かったのですが、それ以降、右足の踵痛が酷くなって30キロくらいでは走るどころではないくらいの激痛になってました。
通常であれば、痛みや今後のことを考えて棄権するぐらい痛みだと思いますが、生来の貧乏性気質が出て、高いエントリー代や完走したら完走メダルが貰えると思い、びっこ引きながら、1キロ走っては1キロ歩いてなんとか完走して完走メダルをゲット出来ました。
しかし、その代償は大きく、重症な足底筋膜炎になってしまい、今現在でも走れてない状況です。そのため、その後のマラソンには参加できず、今シーズンは終了となってしまいました。
来年度はこの貧乏性気質を押し殺し(できるかな~?)、年も考えて棄権すべき時は棄権して怪我をしないように走ろうと思ってます。
最近、audiobookと言うナレーターが本を朗読した「聞く本」をアマゾンでCDで購入して聴き始めました。
車に乗っている時だけなのですが、隙間時間ではありますが積算すると意外と結構な時間聞く事が出来ると実感しています。
手始めに「平家物語」を聞いています。
あの「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。」で始まる物語です。
高校生の時に古文で諳んじた一文ですが、実は私の中では「平家物語」はそこで止まっていました。
物語の入り口の手前を通り過ぎていただけでした。
平家全盛の時代もわずかな期間でありましたが、平 清盛に繫がる平家一門の繁栄の様子が窺える「平家に非ずんば人に非ず」に代表される平家の人が発した言葉には滅びに繫がる危うさが潜む響きが既に在ると感じます。
そのような栄華の頂点から源氏に追いつめられて遂には壇ノ浦で滅びるまでの流れが語られている物語ですが、正に「聞く本」として物語ほど相応しいものは無いと感じ入ることしきりです。
原本も持ってはいるのですが、上巻すら読み通すのが困難と感じて一つの壁の高さを感じていて結局読まないままで放置していたのですが、audiobookで良く聞き取れなかったり、意味が掴めなかったりした部分を原本に立ち返って読んでみると、薄ぼんやりとした光景がまざまざと明らかになって来る様子も感じ取れていつのまにか原本も虫食い的ではありますがかなりの部分を補足的に読み込んでいる自分に気付いたりします。
通勤時間が主体ですが、原本を紐解くのは帰宅後のほんの数分間位なものですが、ちりも積もればで意外と読めてるなあと直登パターンの独立峰の登山中にふと下の方を振り向いてその標高差に気付く感覚に近いものを感じます。
「聞く本」の利点としてはナレーターの朗読の仕方そのものが優れている点が挙げられますが、やはり物語っている雰囲気が伝わり易いところは独りで本を読み込む時には得られない良い点かも知れません。
全貌を概観する点で、まず聞いてみるというのはとても簡単なことかなと思っていましたが、やはりそれだけでは満足出来ずに原本につい踏み込んでしまうと言う点では古典を読むきっかけを創る強力な良い水先案内だと思います。
紙本の良い点は、行きつ戻りつページをあちこち容易にひっくり返すことが出来る点ですが、朗読による「聞く本」の魅力はやはりその朗読者の読み方そのものであろうと思わずにいられません。
そういう点では、現代の琵琶法師と言っても良いのかも知れません。
Audiobook恐るべし。侮るべからず。
良い夏の経験でした。
日本選手が頑張ってメダル量産となったパリオリンピックも終了したが,今大会は金メダル種目以外でも近代5種や高飛込みで日本史上初のメダル獲得など,注目された競技が多かった.さらにメダルには届かなかったが賞賛された選手として,男子110m障害で陸上競技短距離種目で日本史上最高の5位入賞を果たした村竹ラシッド選手が挙げられる.
さて障害走というと全員がハードルを「飛び越えて」いるが,実は陸上競技規則には「ハードルは飛び越えなければいけない」とは一言も書かれていないそうである.もしパワーに絶対の自信があるなら,'うぉぉりゃあ!'とばかりにハードルを次々なぎ倒して走ってもよいのだが,どうやらその走法では飛び越えるより速くは走れないようである.
よく「ハードルが高すぎて...」などと言われるが,簡単にあきらめる前に,「高いハードルなら下をくぐってみたらどうだろう」などと,発想の転換をしてみては?