「金管楽器の音色に触れて」 H.I
2024年04月03日

現在様々なジャンルの音楽があると思います。私は人並みに音楽を聴いていますが、小学生である自分の子どもが金管楽器を始めてから、その魅力に驚かされています。

 楽器は身近な所に溢れており、ギターやピアノなど若い頃に始めた方は多いと思います。自分が好きなアーティストの曲を真似て弾いていた方も多いのではないでしょうか。

しかし、金管楽器を始めた方はそこまで多くないと思います。私も子どもが始める前までは全く興味がありませんでした。

 オーケストラの中で金管楽器はヴァイオリンなどの弦楽器を支える役割があるそうです。輝きを足したり、輪郭をとったりと大切な役割があります。小さいコルネットから大きなチューバまで様々なサイズの楽器があり、どれも独特の音色があり、役割も違います。

 私自身プロの演奏を何度も聴いている訳ではありませんが、小学校の大会(演奏会)であっても中島公園にあるKitaraコンサートホールで開催されており、その音色は大迫力で、大人顔負けといっても過言ではないと思うほどです。

 何度も聴いているうちに、自分でも吹いてみたいと思い、試したこともありましたが、恥ずかしながら全く音が出ませんでした。

 普通に音を出すことすら難しいものを、小さな身体で周りと合わせてハーモニーを生み出していることに感動を覚えました。『ひとつでは無く、様々な楽器の音色を合わせ協力することでハーモニーを作り上げていく』ことに私は魅力があると思っています。

 この魅力に気付かせてくれた子どもには感謝の気持ちでいっぱいですし、今後も素敵な音色、ハーモニーを聴かせてくれることを期待してしまいます。

 まだこの音色に触れたことが無い方がいたならば、一度触れてみてはいかがでしょうか。

投稿者リハビリテーション科 副主任 H.I