「臨床工学技士」 斎藤 喜博
2019年07月03日

私が札幌徳洲会病院に入職し、臨床工学技士になり早いもので24年になります。

臨床工学技士という仕事について、まだまだ一般の方々には認知度が低いので、ここで

少しでも知っていただけると幸いです。

「臨床工学技士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、臨床工学技士の名称を用いて、

医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作及び保守点検を行う事を業とする者をいう。

臨床工学技士国家資格に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければならない

「生命維持管理装置」とは、人の呼吸、循環又は代謝の機能の一部を代替し、又は

補助することが目的とされている装置をいう

実際には血液透析装置、人工心肺装置、補助循環装置、人工呼吸器、高気圧酸素治療装置、

ペースメーカー等々、機種、業種ともに多岐にわたりたくさんの知識が必要になります。

病院の中の機械屋さんと思われがちですが、実際の業務の多くは患者さまのベッドサイドで他の医療スタッフと共に、これらの装置を扱う、臨床業務が大部分を占めます。

その他には院内にある数百台の医療機器が安全に使用できるように管理、保守点検を行っています。

1988年に臨床工学技士法が施行されてから31年、医療資格としてはまだまだ歴史は

浅い資格ですが、その分これからどんどん発展していく可能性のある資格です。

また年々高度に進化する医療機器に負けず、我々も臨床工学技士として誇りを持ち進化し続けていこうと思います。

投稿者ME室長 斎藤 喜博