アボガドロ定数というものをご存じでしょうか?
自分自身高校の化学か物理の時に教わったような記憶があるだけで、中身はうろ覚えで...
そこで、今はやりの対話型AI(ChatGPT)を相手にして、チョット妄想思考実験をしてみました。
質問;アボガドロ定数とは何か、100字以内で説明してください?
AI回答; アボガドロ定数は、化学や物理学において使用される定数であり、1モルの物質中に含まれる粒子の数を表します。具体的には、1モルの物質には約6.02ⅹ10^23個の粒子が含まれることを示しています。この定数は、分子や原子などの微小な粒子を数える際に使用され、反応式や化学量論計算などにおいて重要な役割を果たします。
フムフム、10^23は1の後にゼロが23個並ぶということですね。
質問;体重60Kg の人体の代表的な構成元素上位4つを20字以内で説明すると?
AI回答;C, H, O, N (炭素、水素、酸素、窒素)
質問;人体を構成する4大元素は?どの程度の比率か?それを重量に換算しモル数で記述して100字以内で説明してほしい.
AI回答;人体を構成する4大元素は炭素(C)、水素(H)、酸素(O)、窒素(N)です。これらの元素の割合は以下の通りです:炭素約18.5%、水素約9.5%、酸素約65%、窒素約3.2%です。体重60 kgの場合、炭素の重量は約11 kg(約545 モル)、水素の重量は約5.7 kg(約5,700 モル)、酸素の重量は約39 kg(約2,450 モル)、窒素の重量は約1.9 kg(約134 モル)です。これらの元素は生体分子の構成要素として重要な役割を果たしています。
ナルホド.ということは合計すると545+5700+2450+134=8829(モル)ということですね。
8829x6.022ⅹ10^23≒5.32x10^27(個)位の元素でできていることになりますね。
ではちょっと質問の向きを変えて
質問;地球を球体と仮定して、半径を計算し、上空20000メートルまでの大気の容積をリットルで表記するとどうなる?
AI回答;地球の半径は約6,371キロメートル(6,371,000メートル)です。上空20,000メートルまでの大気の容積を計算するために、以下の手順を使用します。
地球の半径(r)+ 上空の高さ(h)= 球体の半径(R)
R = r + h
<略>
大気の容積 = (4/3)π(6,391,000メートル)^3 - (4/3)π(6,371,000メートル)^3
1立方メートル = 1000リットル
したがって、上空20,000メートルまでの大気の容積は約1.0837 × 10^18 リットルです。
あと一息、でも本当か?怪しい.確実に間違っています。
手計算だと1.02x10^22程度になるのだが...
ここは人力手計算結果を採用しましょう。
質問;1.02x10^22 リットル中に5.32x10^27個の粒子が均等に存在すると仮定すると、1リットル当たりの粒子数はどれくらいになるか?
AI回答;1.02x10^22リットル中に5.32x10^27個の粒子が均等に存在すると仮定すると、1 リットル当たりの粒子数は約5.22x10^5個となります。
約52万個という途中結果が出ました。
これが最後だ。
質問;体重60Kgの成人の安静時の一回換気量はどの程度か?
AI回答;一般的な成人の安静時の一回換気量は、約500 mLから800 mLの範囲で推定されています。
ChatGPTとの対話は以上でお終いにします。
ということで、体重60Kgの人が火葬されて完全燃焼された場合、上空2万メートルまで均等に元素が拡散したと仮定すると、人が1回呼吸(500ml)するたびに誰かの体を構成していた元素を25万個くらいは吸い込んでいる計算になりました。
だからどうした?とか仮定や前提が無茶苦茶だと言われると困ってしまいますが、対話型AIを使った、なんちゃって妄想思考実験してみたらこんな風になりましたという報告でした。
対話型AIの感想は、文章は不自然感はないが、論理的な中身は「結構いい加減」。
同じ質問をしても毎回回答が異なる。
文章や情報といったファジーなものであれば良いのかもしれませんが、数式・計算等論理的な展開や中身に関しては、余り当てにしない方が良さそうという印象でした。
注;一番肝心な信頼性の検証はしていません。そこかしこに間違い(フェイク)が書かれているかもしれません。興味のある方はご自分で検証をしてみてください。
私の趣味は、ゴルフ・将棋・サッカー観戦・海水魚飼育であるが、今回は最近の趣味である海水魚飼育の話をしたい。
20数年前にも淡水魚のディスカス・グッピーなどを60cm水槽で飼育していた。引っ越しなどもあり、しばらくやめていた。昨年より海水魚飼育を始めた。過去の60cm水槽を洗って再利用して、底砂を敷き、ライブロック(生きた岩 死んだサンゴに様々な生物が付着し繁殖した状態のもの、水質維持に貢献する)を購入し、水槽内で組み立てて配置した。
海水の素から海水を生成し、ポンプ・外部式フィルター・ヒーター・LED照明灯などを設置した。1か月位で水質が安定するのを確認して、海水魚とサンゴを導入した。2003年公開のファインディングニモを子供と一緒に映画館で見た記憶がよみがえり、カクレクマノミとイソギンチャクを飼育してみたかった。クマノミには種類が10種類位あり、相性のいいイソギンチャクも何種類かあるようだ。
ただ、イソギンチャクはよく移動するので飼育が難しく、最初の数日で⭐︎にしてしまい(死なせること)結局イソギンチャクの飼育は断念した。
現在はヒレナガハギ1、カクレクマノミ2、ハタタテハゼ1、シッタカ貝1とサンゴはカワラフサトサカ、マメスナギンチャク、ウミキノコ、スターポリプ、ツツミウタ、パールコーラルなどサンゴが中心の水槽となっている。
週に1回の水槽10Lの水換えは大変だが、最近は要領を得て時間が短縮している。夕食後の白ワインをのみながらながめるアクエリアムは本当にくつろげる。
ここ数年、アメリカ腎臓学会での臨床研究発表を軸に据えて1年を過ごしてきました。この学会は、腎臓疾患に関する最新の研究や知見を共有する場であり、腎臓内科にとって非常に重要な存在です。この年になると、宿題も試験もないため、負荷をかける意味ではちょうど良い課題と言えます。
運が良いことに、このところは連続して採択されていますが、これは病院が研究に対して理解を示し、手厚くサポートしてくれるおかげです。研究には時間とエネルギーが必要ですが、このサポートがあるからこそ、やれているのだと思います。今年も冬から春にかけてアイデアを練り上げ、データ収集を行い、結果をまとめ、その抄録を5月に提出しました。8月になり採択されたことが通知されれば、11月に発表します。本当はそれを論文化するところまで行かなければならないのですが、今のところはnegativeな結果が多くむずかしい、というのが残念なところです。
また、積極的な参加によって、現状の医療上の課題が自分の中に明確に浮かび上がってくることを実感することができます。さらに、論文化される前の最新の知見に触れることで、新たな視点を得ることも可能です。私にとっては、まさに筋トレのような存在であり、すぐには目に見える成果が現れないかもしれませんが、謙虚に取り組み続けることで将来的には役に立つだろうと思っています。
リレーエッセイの順番が回ってきた。
何を書こうか?最近何かあったかな?
そういえば先日、人生で初めての人間ドックを経験。
今まで病院職員としての健康診断はきちんと受けていたものの人間ドックは初めて。
今回は腹部エコー、胃カメラ、大腸カメラも受ける。
胃カメラは医師になってまだ1-2ヶ月の頃に、同学年の研修医にやってもらった以来である。当時の指導医より、医師として患者さんに(少し辛い)胃カメラを行うのであれば、その前に自分でその辛さを知る必要があるとの理由であった。
久々の胃カメラ、さほど辛くなく無事終わった。
その後、下剤を服用しいよいよ大腸カメラ。しかしカメラが奥まで進んで行かず腹痛を伴う。内視鏡医も苦労している。なんとか工夫をしてもらい奥まで検査することができた。
すんなりと奥まで入る患者さんもいれば、自分のようになかなか奥まで入るのが大変な人がいることが改めてわかった。
結果、どの検査も大きな問題はなく安堵した。
以前のこのリレーエッセイで書いたのだが私はクラフトビールを好んでのんでいる。
コロナも収束しつつあり、人間ドックもクリアしたので、健康を害しない程度にビールを飲み歩きたい。
2022年4月に入職し、今回初めてリレーエッセイを担当します、放射線科の藤本です。宜しくお願い致します。放射線科医って何者?という方には、近年ドラマ化、映画化でも話題となった「ラジエーションハウス」というマンガをお勧めします。是非ご覧ください。
さて、医者の不養生とお叱りを受けてしまいそうですが、私はかなりのラーメン好きでして、札幌に引っ越してきてからというもの、隙あらばラーメンを食べに出かけています。今はとりあえず病院や自宅から行きやすい、地下鉄東西線沿いのお店を中心に食べ歩いているところです。以下、有名店ばかりですがお気に入りを紹介させていただきます。
カリフォルニア(菊水)
煮干しラーメンの有名店。札幌に引っ越す前から、札幌に来る機会があると必ず寄っていました。透き通ったコクあるスープと香ばしい煮干しの香りがたまりません。「塩煮干しそば」がこの店で一番と思うのですが、最近レギュラー化した「ネオクラシック中華そば(写真)」もお勧めです。不定期に提供される限定ラーメンや、夏期限定の冷やし煮干しそばもおいしいです。
ハナウタ(南郷7丁目)
スパイシーな薬膳ラーメンの店です。「麻辣香湯(写真)」は絶品。初めて食べたときは久しぶりに食べ物で感動しました。上に載っているスパイシーなチキンやナッツがコクのあるスープ・低加水ストレート麺とマッチしとてもおいしいです。塩分・脂分を気にしつつも残ったスープにご飯を入れて全部平らげてしまう勢いです。また、同じ場所でZYOZA DAYというテイクアウト専門店もやっているので、外食出来ないけどどうしても食べたいときにありがたいです。
麺処 玖(きゅう)(南郷7丁目)
味噌ラーメン推しの店。某テレビ番組に出たのがブレイクのきっかけになったそう。煮干し辛味噌(写真)をいただいたのですが、太麺ととろみのあるこってりスープがやみつきになりそうな中毒性の高い一杯でした。ラーメンライスが進んでしまい、美味しすぎて体に悪いやつです。お願いすると炒めもやしを無料サービスしてくれるシステムがとてもうれしいですが、店主が腱鞘炎にならないか勝手に心配してしまいます。
麓郷舎(南郷18丁目)
いわゆる二郎系(山盛り系とでもいいましょうか)ラーメンのお店。麺も野菜も、普通盛りでも他のラーメン屋さんの大盛り以上あります。他のラーメン屋さんで普通盛りを食べる方は、半麺の注文で十分なくらいです。野菜マシをお願いすると、さらにもやしがモリモリになりますがお残しは厳禁です。私は体のことも考え、半麺+野菜マシにすることも多いです。チャーシューはこってりなバラか肉々しいロースを指定できますが、自主的に言わないと店主お任せになります。山盛りの見た目とは違ってクドくない優しいスープに癒やされます。ギトギトの塩っぱいラーメンと思って行くと違う感じです。塩、味噌、醤油、どれもおいしいです。
まだまだ紹介したい店はたくさんありますが、すでに指定された文字数の倍を超えてしまっており、今回はこれにて失礼します。