「勇往邁進」 中條 秀樹
2025年01月15日

あけましておめでとうございます。

先日、長男が所属する野球少年団で初詣に行き、野球少年団の最終年がスタートしました。

振り返ると、昨年9月に突然「野球少年団に入団したい!」いや、「入団した」と長男から報告があった時、

驚きと不安以上に内心はとても嬉しい気持ちで満たされていました。それは、小学校から野球を始めて

野球漬けの学生生活を過ごし、野球を通じて多くの人と出逢い、様々なことを学び、

時には悔しくも楽しい日々を味わったことが私自身の根幹となり現在があるからです。

決して、選手として華々しい活躍はできなかったものの、私の場合は「野球」という一つのスポーツに出逢い、

様々な人が様々な立ち位置で関わることを高校時代に体感したことが大きな出来事になりました。

そして、巡り巡って現在も臨場感がある場所で冷静な判断を求められる位置で野球に関わらせていただいて

いることにも感謝しております。

さて、長男の話題に戻りますが、まず田舎育ちの私にとって都会の野球少年団のハードスケジュールには驚きました。

今の少年野球のことを色々と知る・学ぶ暇もなく、毎週末にといっていいほど、

公式戦が組み込まれており怒涛の如く休日は過ぎ去っていき、

途中からは、どのトーナメントなのかも明確にわからぬまま野球観戦しておりました。

そのような中でも、子どもの成長というものは目まぐるしく思えました。もちろん、監督・コーチの指導があっての

野球少年団でありますので余計な口出しはしない前提で、野球をかじっていた私としては、

試合中の写真や動画を共有していただける現代、

その写真や動画を駆使して少しだけ基本中の基本だけを掻い摘んでアドバイスしていますが、

その後の実践で結果として現れた時には親心としてはとても嬉しい限りです。

そんなこんなで、結局は少年野球を自分事のように満喫している父親であります。

次男が始めればもう少し先まで楽しみが続きますが、長男の少年野球はあっという間で最終年。

最後まで楽しませてもらいたいものです。

そのためにも基礎体力や技術をしっかりと養うことができるこの時期が大切です。

反復練習やイメージトレーニングも存分にできるでしょう。

これは、野球だけではなく、その他のスポーツや仕事にも通ずるもので、必要不可欠な要素かと思います。

子どもたちに言葉だけで伝えるのではなく、しっかりと行動でも示せる父親で、社会人としても目標となる人

材になれるよう日々精進していきたいと思います。

そして、最後に・・・。

2月に医師国家試験を受験される医学部生・歯学部生の皆さん、最後まで諦めず全力で取り組んでください!

投稿者 臨床研修センター 係長 中條 秀樹
「~年末年始の救急車に想う~」 藤澤 久美子
2025年01月08日

新年あけましておめでとうございます。

僭越ながら、年初のリレーエッセイを勤めさせていただきます。

さて巷では、この年末年始は9連休の恩恵に預かれる方々が多かったとのこと、

羨ましく思いつつ私は元旦からの出勤が嫌ではない。いつもの出勤風景とは違う静寂が清々しく、

身が引き締まる思いがするからだ。と言うと聞こえは良いが、実のところ、年齢を重ねるにつれ、

日々の生活リズムや習慣を変えてしまうと復活が大変...という問題を解決すべく、

個人的に年末年始を通常営業としている。

今年も元旦に出勤し、普段と変わらず医師からのリハビリ処方箋をチェックする。

生活背景や病歴、救急搬送に至った経緯などをカルテから読み取っていくのだが、

その処方箋が普段とは明らかに違う毎数だった。年末年始に救急対応された関係者の方々に頭が下がる思いだ。

普段と違うのは患者様の数だけではなく、その方々の居住地である。

遠くは中山峠を越え、市内であっても厚別とは対角にある西や手稲区の住所を目にすることもある。

「遠路はるばるご苦労様でした」と心の中で思い、過去のある出来事を思い出す。

私事になるが、当職に就く前は介護施設に在籍していた。西野の山奥だ。

有料老人ホームにショートステイを併設した複合施設をオープンさせたばかりの頃、

ショートステイされていた末期癌の利用者様が突然の体調不良を訴えた。

医師の在籍しない介護施設は当然救急要請が求められる。

救急車が到着し、いざ搬送!と思いきや、施設の敷地内から救急車が一向に動かない。

救急隊はあらゆる病院に連絡をとってくれているようだが、どこも受け入れができない様子だった。

救急車が動かないまま2時間が経過、救急隊はいよいよ我々職員にもどこか病院をあたってくれと要請してきた。

我々はツテを頼るしかなく、かなり遠方だがやむなく札幌徳洲会病院へ電話、残念ながら満床とのことだったが、

代わりに南徳洲会病院に繋いでいただけた。この時の安堵といったら...。

その時すでに救急車到着から4時間が経過していた。

知人の医師から、「札幌徳洲会は最後の砦」と言われたことがある。かつて急変した患者様をお願いする

立場だった身として、そして今は「年末年始も救急を断らない病院」の一員として、誇りを持って仕事をしよう!

この想いが私の年頭所感である。

投稿者 リハビリテーション科 係長 藤澤 久美子
「仕事愛・ファイターズ愛」 佐久 恵子
2024年12月18日

 医療ソーシャルワーカーは、医療機関における社会福祉の専門家です。

患者さんが抱える課題についての相談援助を行い、解決のための支援を行います。

その支援課程で、これまで多くの患者さんの人生に触れ、さまざまな人生観、価値観を教えて頂きました。

これは私の財産です。私の未熟さ、力不足で必要な支援ができなかったこともありました。

二度と同じ後悔をしまいと心に刻んでいます。仕事を続ける限り、常に学び成長していきたいです。

どんな困難も「必ず道はある」と信じています。大変なことが日々ありますが、自分で選び、

続けることができているこの仕事が好きです。

 日々仕事に打ち込めるのは、充実したプライベートを楽しんでこそ!です。

今は、北海道日本ハムファイターズに夢中です。

野球観戦が好きになったきっかけは、甲子園です。学生時代に関西にいたので、阪神タイガースの応援に

甲子園へ通っていました。

メガホン振りながら選手の応援歌を歌い、7回裏には黄色と白の風船を飛ばし、勝利の際は知らない隣の観客と

肩を組み六甲おろしを大合唱。

応援で得る一体感がなんとも心地よく、甲子園とタイガースにはまっていきました。

 就職を機に札幌へ。郷に入れば郷に従えの精神で、すぐファイターズのファンに(今もタイガース大好きです)

甲子園と雰囲気は全く異なるのですが、ファイターズファンの一体感も最高です。2016年の日本シリーズ優勝は、

特別大盛り上がりでした。

 この年齢で恥ずかしいのですが、友人と一緒に好きな選手の推し活を始めました。推しの選手のユニフォームを着て

エスコンフィールドで観戦、パネルと写真撮影、選手考案のメニューを堪能、秋期キャンプ見学、ファンフェスティバルなど、年甲斐もなくキャーキャーしています。

 私の子が言います。「ママはソーシャルワーカーと同じくらい、ファイターズが好きなんだね。」と。

私が思い描く理想の母親像と自分はかけ離れているのですが、仕事もプライベートも全力で楽しむ姿は伝わっているようです。

若い選手を追いかける母親に呆れてかけた言葉かもしれませんが。

ファイターズ愛でリフレッシュ、充電し、今日も病院で精いっぱい仕事させて頂きたいと思います。

引き続き皆さんよろしくお願い致します。

投稿者 福祉支援相談室 係長 佐久 恵子
「ファイターズにすっかりハマった2024」 岡野 友美
2024年12月11日

2023年春、ファイターズの本拠地が北広島のエスコンに移転してから、なんとなく野球観戦に行く足が

遠のいていた私。

しかし当院ファイターズ同好会元会長よりお誘いがあり、今年の5月やっと行ける事になった。

初めてのエスコンに心躍らせ、放射線科の受付嬢(?)とドキドキ、キョロキョロしながらゲートを通過。

(なんだか田舎者が都会に出てきて駅の改札を通過する人みたいである。)

まず二人の目の前に飛び込んできたのは緑色の綺麗な天然芝とスタンド。

そして今まで見たことがないような巨大ビジョンが目の前に迫ってきて足がすくんだ。

フィールドと観客席の距離が近く、「うわっ、選手が目の前!」っとめちゃめちゃ興奮した。

実際、ビールを片手に臨場感溢れる試合観戦が楽しめた。

そんな中で私は推しを見つけてしまった。田宮裕涼選手(ゆあちゃん)を・・・。

SNSでもよく可愛らしい仕草をするゆあちゃんの画像が流れてきたりしていたので、私はすっかり夢中になり、

次回に備えて早速ユニフォームを購入!グッズも揃え応援の準備はいつでもOK!次の観戦のお誘いが待ち遠しかった。

なぜかあちこちの無料招待券が当りまくり行く機会も徐々に増え、慣れてきた私は1人でも行けるようになった。

チケットを買うためにファンクラブにも加入した。

CSは入場券しか買えなかったけど3日間とも通った。秋季キャンプのゆあちゃんは右肘のクリーニング手術後だったので

練習には参加できなかったものの、ちょいちょいかわいい顔を覗かせてくれた。

今シーズン最後のイベント「F FES 2024」では、運良くベンチの真上の前から6列目の席で観戦できた。

ゆあちゃん扮するオタミヤくんにみんなで絶叫し、他の選手もすごい間近で見ることが出来た。

選手との写真撮影の抽選にも当り、進藤捕手と北浦投手の素敵な2人に挟まれ、照れながらもバッチリ撮ってもらった。

すっかりゆあちゃんに魅了された私は、トークショーの抽選に応募するため「日清どん兵衛」を買いあさり、

ルトロワで2,000円以上のレシートを何口も集めたりした。当りませんでしたが・・・。

いつしか私のiPhoneの中には、行く度に撮影した豆粒くらいにしか映っていない選手たちの画像や動画で埋め尽くされ、

「ストレージがいっぱいです!」の表示に悩まされるようになった。見返すこともないのに・・・。

今は、すっかりファイターズロスです。そしてこれから毎日お昼ご飯はどん兵衛です・・・。

投稿者 健診センター 係長 岡野 友美
「カメラ」 岡部 幸男
2024年11月27日

昨年、引出しを片付けていましたら、10年以上使っていないカメラやネガフィルムが出てきました。中学の頃から写真が好きで、安いカメラでいろいろなものを撮っていたことを思い出しました。さすがに古いネガフィルムを全て引っ張り出して整理する気にはなりませんでしたが、カメラはきれいにして使おうかなと思いました。点検してみると自分では修理できない箇所だったので、修理の見積もりを依頼したところ本体の値段を越えてしまい、今の時代にあったカメラを購入することにしました。製造中止になって破格で売っていたカメラですが、新たな気持ちで長く付き合っていこうと思います。試しに撮影した写真を載せてみました。

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投稿者薬剤部副薬局長 岡部 幸男