リハビリテーション室は当院の8階にあります。
私はここから見える景色が好きです。
すっきり晴れた日は、「恵庭岳」、「藻岩山」や「手稲山」なども綺麗に見えます。
夕暮れ時には濃紫色に染まった空や山の稜線も影絵のようで、その景色に癒されます。
私が担当する患者さんは、外科術後の方や内科疾患で入院している方が中心です。
術後や入院間もない時期等には、体調が優れず病室で辛い思いをされている方もいらっしゃいます。まずはバイタルサインや自覚症状に応じて段階的に離床をすすめていきます。座位で体調不良等がなければ、リハビリ室でのリハビリを開始します。
平行棒内での立位練習や歩行練習も行いますが、可能な方は外の景色を眺めながら立位練習を行うこともあります。認知症の方や御高齢の方等は特に入院生活の中で、時間や日付の感覚がわからなくなることもあります。外の景色を眺めながら、日の光を浴びて四季を感じながら運動機能の改善と共にそういったところの改善にも繋がればと思っています。
「街並みについて」、「山のこと」、「天気のこと」など、外の景色の話をしながらも患者さんの病気に対する受け止めや悩みなどを感じ取ることもあります。
「リハビリテーション室からの景色」を通して少しでも前向きな気持ちでリハビリに取り組めるよう、患者さんの持ちに寄り添いながら仕事を全うしたいと考えています。
私には2歳と6歳の息子がいます。
2人とも男の子ということもあり、わんぱくに育っております。
長男は小学1年生になったのですが、約束を守れず叱られる時に話を聞きたくないと耳を塞いでしまったり、『○○しないと、○○しない』などと自主的に動いてくれないことがあります。どう接すれば子どもの成長に繋がるのか考え続ける日々を送っています。
そこで、今頼りにしているのがyoutubeの子育て動画です。特に『子育て勉強会TERU』さんと『てぃ先生』の動画に助けられています。
彼らが言うことは理想論も多いのですが、そもそも理想がわかっていないと子どもとの接し方も間違えてしまうかもしれません。
私は長男の幼少期にご褒美制を乱用してしまいました。その結果、自主的に動いてくれないことが多いと感じております。現在は、徐々にご褒美制をなくし、できたことに対してなるべく言葉や別の事で褒めるようにしています。
また、子どもが何かをやらかしてしまった時の対応として『何してるの!』といきなり怒りモードで問い詰めるのではなく、『何があったの?』と子どもなりの事情を聞く姿勢が大切であると実感しました。これはコップを倒して飲み物がこぼれてしまったときに言ってしまいがちですが、私自身実践してみたところ、以前は返事がないか逆ギレ状態だった息子が『コップの向こうにあるティッシュを取ろうとしたらぶつかっちゃった』と冷静に返答してくれました。
叱るときやイヤイヤ期の対策など日々の悩みに1つの選択肢を与えてくれると思うので、育児に悩んでいる方は一度参考にされてみてはいかがでしょうか。
我が家では、自宅で色々な食物を栽培しています。
まずは、野菜です。
定番のトマト、ピーマン、きゅうり、なす等を毎年植えています。
特別なお手入れはしていませんが、土壌が合っているのかトマトはとても甘く美味しいです。
収穫の際は、子供にまだ緑のトマトや、まだ小さすぎるなすを取られることもありますが
楽しく行い、花の形や色を見せ食育にも役立っているのではないかと感じています。
以前は、少し変わり種を栽培していたこともありましたが、うまく育たなかったり
需要がなかったりで、ここ数年は定番の食物のみに落ち着きました。
世界トップクラスの辛さブート・ジョロキアは、沢山収穫可能でしたが素手で触れられず
ほんの少し舐めても舌がピリピリし全く消費できずに終わってしまいました。
これからの時期に楽しみなのが、きのこです。
ナラなど木に穴をあけ(種類によって適する木があります)、きのこの菌を打ち込み
適切な環境にしてやっと収穫できます。原木から収穫したしいたけ、なめこは絶品です。
きのこの収穫時期は秋と思われがちですが、しいたけは春と秋の2回収穫できますよ。
更に美味しさを求めて、栽培からは離れてしまいますが、山に自生しているしいたけを発見したく、現在調査中です。
みなさん、こんにちは。
9月に入り、北海道らしからぬ蒸し暑い夏も終わりを迎えました。
寝苦しい夜も、いざ去ってしまうと、寂しく感じるのは私だけでしょうか...。
さて、長く続いたコロナ禍も世の中的は落ち着き、今年は魅力的な夏イベントが再開されていましたね(我々医療従事者は、まだまだ油断していません)。
今年のお盆は、野外フェスやビアガーデンを横目に、お墓参りのために実家に帰省しました。その時の思い出を少しだけお話しします。
実家には弟家族も帰ってきており、3人兄弟のパワフルな甥っ子たちが迫ってきます。
ただ、昔から子供と遊ぶのが苦手な私は、今までは部屋に逃げ込んだり一人で出かけたり、「伯父さん」の役目を果たしてきませんでしたが、すっかり大きくなった甥っ子たちから、今年は逃げ切ることができませんでした。
夜、しっぽりビールを飲んでいると、長男の6歳の甥っ子がオセロで勝負をしかけてきました。
オセロなんて10年以上やった記憶がない。
でも、子供と遊ぶのは苦手でも、ルールが確立され、勝敗が決まれば終わりを迎えられるオセロなら受けてもやってもいいだろうと、3回戦の勝負を受けました。
1戦目、いざ勝負。............私は負けました。6歳の甥っ子からは、「初めて勝った、なんで弱いの?」と言われる始末。
しかし私は33歳、過去の失敗を成功に繋げるノウハウを身につけています。2戦目は勝利しました。
「大人を本気にさせると、怖いよ?」
決めセリフもいい感じに刺さったようです。
そして運命の3戦目。
私は今年、テニスの大会で2回優勝した実績と自信があります。
種目が違っても、土壇場では有利に試合をすすめることができるでしょう。
決着をつけるべくスタートした3戦目も中盤まで進み、自軍(白)が敵軍(黒)を囲うような陣形をとっています。
勝負が進むと酒も進み、ほろ酔いから酩酊状態に変わりつつありましたが、勝ちを確信して最後の決めセリフを悩み始めたころ、事件は起きました。
敗戦ムードで長考していた6歳の甥っ子が、手に持っていたオセロ石を盤の上に落とした。すぐに拾い上げ、乱れた盤上のオセロ石を整えた。いや、整えるように見せかけて、敵軍(黒)を囲んでいた自軍(白)のひとつを黒に反転させていた...!
実は、その前にも「あれ?ここ黒だっけ?」と思う節があった。私は酔っていたので確信を持てずにいたが、疑いが事実になった瞬間であった。
私は冷静に「今、裏返したよね?これで2回目だね?」と諭すと、なんでばれたんだよぉと、6歳の甥っ子はかわいい悲鳴を上げた。
そして、そのまま試合は私の圧勝に終わり、『正義は必ず勝つ』という社会の掟を教える形で、甥っ子との戦いに幕を下ろした。
スポーツマンの私は、ルールの中で競い合うことに喜びを感じてきた。なので、甥っ子が6歳から反則技を身に着けていたことに驚きと怒りを感じたが、同時に成長を感じました。オムツを履いて走り回っていた「子供」の甥っ子はもう存在せず、小学校に入学し社会の荒波に揉まれ、時にはどんな手を使ってでも乗り越える方法として、反則技を身に着けたのだろう。甥っ子は「大人」になろうともがいているのだ。
すでに終戦後のリビングには甥っ子の姿はなく、ひとりぼっちになった私は、感傷と悦びに浸りながら残りの酒を飲み干して就寝しました。
以上、夏の思い出でした。ご精読ありがとうございました。
江別にあるヴェール農場で8月末から9月の初めに行っている、収穫体験祭へ行ってきた。
去年職場の元上司に教えてもらい初めて行って楽しかったので今年も行くことに。
収穫できるのが、じゃがいも、とうもろこし、玉ねぎ。
野菜を入れるネットを数百円で購入し、自分で収穫したものを詰めれるだけ詰めて持ち帰るシステム。
今回は残念ながら、とうもろこしが不作のため収穫できず。
畑には数人スタッフが立っていて、収穫の方法など丁寧に教えてくれる。
子供に、とうもろこしのひげの本数と粒の数が比例してることや、ひげが黒いのが食べどきといった豆知識も教えてくれた。
玉ねぎの見分け方もあり、まん丸いものがいい形ではなく、少し潰れた横長に丸いものが良いと。私も勉強になりスーパーで玉ねぎを買う時見極めて買うようになった。
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収穫後は、外に販売してる削りイチゴを食べて、スイカやトマトきゅうりなど夏野菜を安く買えるのでそれもここにくる楽しみの一つだ。
コスパが良く、札幌から30分くらいで行けて、普段できない畑で収穫体験ができる場所なので、子供も大喜び。ファミリーにおすすめ。
皆さんも是非。