「ラジエーションハウス」 高崎 芳郎
2019年05月01日
この4月からフジテレビ系の月9ドラマで『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』が放送されている
のをご存じでしょうか?
このドラマは、現在集英社「グランドジャンプ」で連載中の同名コミックスが原作です。
主人公の五十嵐唯織(いがらしいおり)はアメリカで最も権威のある放射線科医から認められた放射線技師で、
帰国後ヒロインの甘春杏(あまかすあん)が放射線科医として勤務する病院で働き始める・・・
と言った内容のドラマです。
僕も同じ放射線技師なので今回はこの『ラジエーションハウス』を見て気になったことを書いてみたいと思います。

このドラマの主役の五十嵐唯織役には窪田正孝さん、ヒロインの甘春杏役には本田翼さんが演じられています。
窪田正孝さんのドラマ『デスノート』での八神月役の鬼気迫る演技はすごかったですし、いつも元気のいい
本田翼さんはとても魅力的です。共演の俳優陣も遠藤憲一さんや和久井映見さんをはじめ豪華な配役となっており、
平成最後の月9ですので勢いある俳優さんが選ばれています。
原作はマンガですが、ドラマになって実際の画像を使用して見せられると妙に説得力があって非常にリアリティが
あります。映像化には向いている作品だと思います。

ご存じない方のために放射線技師について少し説明いたしますと、正式には『診療放射線技師』と言います。
病院などで勤務するには大学などの専門機関で学習し、国家試験に合格する必要があります。
主な仕事は、X線などの放射線を用い医師の指示のもと診断に適した画像を提供するといったものです。
病院以外でも検診施設やクリニックなどでも働いています。
ここまで放射線技師・放射線科医が世間にフューチャーされることがなかったので、この機会にあまり外に出ない
職種ですが僕らの仕事が皆さんに少しでも理解してもらえればありがたいです。

まずドラマではどこの装置を使っているのか気になりました、最初にCTが出てきたので見たらCanon製でした。
うちと一緒です、(最近社名が変わってCanonですが、元は東芝です)コンソール画面も似ていました。
ちょっと型式は古いですがうちの装置も性能では負けていないはずです、きっと・・・。
あとすごく気になったのはMRIの脳動脈クリップです。当院でもMRI検査は行えますが、撮影してみてクリップが
あったなんてことはありえません!!入室時の確認の時点で頭部に異物があることは必ず把握しておかなければならない事項です。MRIの強力な磁力によって脳動脈クリップが影響を受け、重篤な副作用を引き起こすことも考えられます。
当院のMRIは、3T(テスラ)と強力な磁力の装置を使用しています、脳動脈クリップなど体内に異物がある方は、
3TのMRI対応のものですとの確認が取れないと検査は行えませんのでご注意下さい。

気になるところはまだまだありますが、まあドラマですので過剰な演出等もあるのでしょう、今回のように特定の
職種にスポットを当ててしまうと業務範囲などが現実よりかなり広くなってしまうことも多いのでしょうね。
取り上げてもらえるだけでありがたいのでいいのですけれども、実際はちょっと違うところも多々あります。
医療ドラマはちょっと苦手だって方もきっといらっしゃるでしょうが、放射線技師の仕事をちょっとでも知って頂く
には絶好の機会ですので、お時間のある方は是非ご覧になってみて下さい。

投稿者放射線主任 高崎 芳郎
「コミュニケーションが大事ですが」 板谷 真理恵
2019年04月24日

一般に「コミュニケーションが大事」ということはよく耳にします。病院という環境では
「コミュニケーションをとる」ことは特に密にしなければいけませんが、これはとても大変なことです。病院は医師、看護師、薬剤師、検査技師等様々な「その道を極めた職人」の集まりです。今は「チーム医療」が唄われており、それぞれの専門職の人間が、互いに協力し合い、病気を治療しようとしています。
病気を治すために、それぞれの立場から一生懸命なのですが、その意識が過ぎると、立場の違いから、すれ違いが起きて、話がかみ合わなくなってしまうことがあります。また、コミュニケーションには、身振りや表情などによる言葉以外の(非言語的)コミュニケーションもあります。言語によるコミュニケーションの足りない部分を非言語的コミュニケーションが補う場合もあれば、非言語的コミュニケーションによって意図した内容と逆の印象を与えてしまう場合もあります。
先日、ぽかぽか陽気の中、「春のパンジー・ヴィオラ展」に行ってきました。
春まだ浅く、外の花壇に咲いている花は少なかったのですが、建物の中では様々な花が所狭しと咲いていました。各々の花には個性があり、今まで見知っていた色ではない鮮やかな色の花もあり、ゆったりとした時間を過ごすことができました。二階に上がり、ふとそれまで見ていた花を俯瞰して見てみるとそれぞれの花がその個性を損なうことなく一つのハーモニーを形成していました。
それぞれの個性を発揮しながらも、コミュニケーションを取りながら、互いに協力し合うことで一つのことを成し遂げることができるのだと感じました。


投稿者副薬局長 板谷 真理恵
「ケース1 とある共働き家庭の現状」 本間 龍二
2019年04月17日

2013年3月末に娘が誕生しました。そんな娘も、今年4月から小学校へ入学しました。月日が経つのは早いものだなぁと実感する今日この頃です。
皆さんはご存じでしょうか?小学校入学式のある日の一週間は、小学校が午前授業であることを・・・。
入学前のオリエンテーションに参加した妻からその事を聞き、共働きである私達夫婦は青ざめました。どちらかが専業主婦(専業主夫)である家庭であれば、なんら戸惑う事はありませんが、その一週間をどう乗り切るか頭を悩ませた共働き家庭は少なからず居たと思います。
サービス業かつ管理職である私の妻は、月の休日も少なく連休も取りにくい為、私が代わりに休暇を取ることになりました。
私が勤務している臨床検査室には、同じ小学生の娘を持つ父であり、とても理解のある上司がおりますので、一週間ほどの休暇も快く了解してもらうことが出来ました。

慣れない環境の元、小学校での時間を過ごしてきた娘。すっかり午睡は卒業したはずなのに、登校三日目の帰宅してきた日の午後2時過ぎに寝落ちしてしまった娘を目の当たりにした時、あぁ、休みを取って娘に寄り添える時間を作ることが出来て良かったなぁと思いました。

共働き家庭が当たり前となり、働き方改革も企業・職場で浸透しつつある世の中ではありますが、子を持つ父親の方はというと、残業は当たり前。仕事や責任が増えるのは必然でまとまった休みが取りにくいという風潮が未だに根強い印象を受けますが、私の職場のように幼い子供が居て、母親が休みを取りにくい場合、代わりに父親である私が休暇を取らせてくれるだけでも本当にありがたいことだと痛感させられました。

もう今の世の中、父親だから仕事だけやっていればいい。母親だから家事・育児もやって当たり前は通用しないと私は思います。
そうなると、そういった共働き家庭の受け皿となる企業・職場の柔軟でフレキシブルな考え方・対応の仕方がますます求められていく時代なのだろうと思いました。

私自身は、これから先は仕事も大事ですが、家族と過ごす時間も大切にしていきたいと思っております。

投稿者検査室副主任  本間 龍二
「春が来たので走ります」 永田 直樹
2019年04月10日
 以前もランニングに関するエッセイを書いたのですが、今回もまたランニングについて書きたいと思います。

院内にも走っている人が何人もいるようなので、みなさんとランニング談義ができればうれしく思います。ちなみに私は今年、函館マラソンと北海道マラソンにエントリーしました。さて雪も溶けてランニングが気持ちのよい季節になってきました。しかし早速残念ですが、以前から痛むことがあった膝に加え、最近は腰、肩にも痛みを感じるようになってきました。疲れがとれなくなったり、筋肉が落ちたことも一因ではないかと思っています。たぶん体幹が弱く姿勢も悪いような気がします。某ランニング情報番組で、動的ストレッチの解説をしていました。疲れが残りにくくなる効果もあるそうです。取り入れていきたいと思っています。ですが動きが今ひとつよくわかりません。これでよいのかと思いながらやっています。楽しく走れるように頑張っていきます。みなさんも一緒に頑張りましょう。


投稿者ME室副主任 永田 直樹
「選挙モード」 桝田 賢一
2019年03月27日

 例年になく雪の少ない3月を迎えておりますが、世間はそろそろ選挙モードとなっております。今回は4期16年務めた現職の知事が立候補せず、久しぶりの新人同士の対決となり注目を集めています。TPP・JR・人口減少問題とあまり明るくない話題の中、どのような選挙公約なのか考慮していきたいと思います。一方の札幌市長選挙は、どうやら与野党相乗りとなり現職市長で決まりそうな情勢のようです。こちらもオリンピックや都心部再開発・札幌ドーム問題など、今後の市政において重要な選択が待っているのに、活発に議論がされず、他の選択肢が乏しいのは残念に思います。
 近年の投票率は知事選挙・市長選挙ともに60%弱程度のようです。民意の反映を考えると、個人的には少し物足りない感じもします。それだけ政治不信なのかもしれません。ちなみに何かと話題の隣の国の前回の大統領選挙は投票率およそ80%弱だそうです。

 秋には消費税の増税も控えております。これからの将来に向けて税金を有効に使っていただきたいける人に投票したいものです。

投稿者リハビリセンター副主任 桝田 賢一