「親離れ子離れ」 岡野 友美
2017年02月22日
親離れとは・・・子供が親元を離れ、自立して生きていこうとすること。
子離れとは・・・子供が成長したとき、親が保護者としての役割を離れ、個人として子供を尊重するようになること。

あぁ...とうとうこの日が来てしまった...今まで、たっぷりどっぷり過ぎる程の愛情を注ぎ込んできた私にとって、とても耐えがたく最高に悲しいことである。市内の専門学校に通っていた息子が、いよいよ就活が始まるという頃、突然「道外就職を希望したい」と言い出した。

私は当然、札幌近辺で就職するものと思っていたので、聞いた時驚きで目が10cmほど飛び出た。それから間もなくあっさりと決まってしまったのである...。えっ?神奈川??こりゃヤバイ!!どうやら息子はとっくに自立ができ、私の気付かぬうちにこっそり親離れしようとしていたのだ。えっ?マジ?私は??やだ、まだ子離れの準備なんて全く出来ていない!どうしよ!!!

決まったその日から号泣の毎日。息子のアホみたいな寝顔でも見てるだけで涙が出る...成人してやっと二人でお酒を飲みに行けるようになったのに...あまりにも寂しすぎる...

しっかりしなくちゃ!!そう自分を奮い立たせながら、息子が旅立つまでの残りの日々を大切に笑いながら過ごして行こうと思う。そして失敗や困難に立ち向かいながらも何かを得ようと頑張る息子を私は静かに見守りながら応援して行きたいと思う。(でも出来るかな?大丈夫かな??毎日morning callとかしちゃったらどうしよう...)もし私が悲しみのあまり鎖骨が浮き出るほど激ヤセしてきたら、みなさん心配して優しく声をかけて下さい。(まっ、100%ありえませんが...。)

っといいつつ、「息子がいなくなったら旅行にでも行く?海外とか行っちゃう~?」っと飲みに行く度、ノリノリで放射線科の受付嬢(?)を誘ってる私。たくさんの大切な友達が勇気を与えてくれるから思ってるより早く子離れ出来ちゃうかも??

投稿者健診センター主任 岡野 友美
「自由研究」 浅利 伸朗
2017年02月15日
札幌の冬の風物詩である雪まつりも終わり,今年は冬季アジア札幌大会が開催されます.待ち遠しい春はもうすぐでしょうか?子供が小学生になり,今までつきっきりだった子育ても少しずつ手がかからなくなり,ゆっくりできる反面,寂しさも感じる今日この頃です.

さて,小学生になると夏休みや冬休みがあり,休み期間中に『自由研究』をすることが課題になりますが,低学年では子供1人で決めて取り組むことはまだ難しく,アイデアを出して子供と一緒にすることが世のお父さん・お母さんの役割となってきます.

自分も空き瓶のふたで鳴子?みたいな楽器をつくったり,当時流行っていたテレビゲームの紙芝居をつくったりしましたが,親が一緒になってつくってくれた記憶は僅かながら残っています.自分が親になって初めて親の苦労やありがたみが分かると言いますが,『自由研究』もその1つでしょう.

そして,小学1年生の娘は,夏休みには自分の手形でネコをかたち作った絵を書き,冬休みには正月の獅子舞を紙粘土で作って学校へ持っていきました.クラスの中で発表し合い先生に褒められたとうれしそうに話しをする子供の顔をみると喜ばしいです.残念ながら妻のアイデアですが(笑),今年の夏休みには娘と一緒に思い出に残る『自由研究』を作成したいものです.

投稿者薬局副主任 浅利 伸朗
「ソーシャルワーカー」 上井 奈穂美
2017年01月25日
「ソーシャルワーカーです。」

病院のソーシャルワーカーとして働き、いつの間にか30年を超えてしまいました。こんなに長く続けられると思わず、あっという間の日々でした。30年前は、「ケースワーカー」と呼ばれていましたが、カタカナの聞いたことのない職名でさっぱり通じませんでした。知人は、宛名に「計数 和歌子(けす わかこ)様」と書かれた手紙を受け取ったことがあるそうです。想像すらできない職名だったのでしょう。

「ソーシャルワーカー」は、医療を提供する場・病院の中で、福祉を担当します。平たく言うと、生活面などの心配を支援する「相談係(そうだんがかり)」です。少しは知られるようになりました。

治療(医療)は、知らないことを懸命に聞きますが、教えてもらったことに従うことが多く、一般の方々にとっては専門外の領域です。私たちがお手伝いする生活については、一人一人がエキスパートです。私たちがそれぞれのやり方・考え方を教えてもらい、支援します。それぞれの経験・価値観・文化・環境が世界に一つで、まさに「小説より奇なり」です。お一人お一人の苦労・努力に頭が下がります。そして、どんな時も必ず先に進む道が見つかります。結果的に、励まされるのは私たちです。

昨今、終活とか終末期の意思決定などが話題になっています。最後まで自分らしく生きるのは、なかなか大変なことで、一緒に悩むことも多くなりました。心臓マッサージ、人工呼吸器、胃瘻、IVHなど・・・自分のことも皆さんと一緒に考えておこうと思います。

投稿者医療福祉連携室係長 上井 奈穂美
「アマリリス」 南 竜二
2017年01月21日
「お前が子供の頃はよく煮え湯を飲まされたよ」
先日、父がため息をつきながら私に幾つかのエピソードを話し始めました。私が小学生の頃、父は事業を興したばかりでなかなか休みがとれなく学校のイベントにはなかなか参加できませんでした。そんな中、仕事の合間をぬって授業参観に来てくれたことがあります。前の日から父は楽しみにしており、どんな服装で行ったらいいのか、知り合いもいない中、どんな態度でいたらいいのか、子供の私から見てもそわそわして落ち着きがありませんでした。

そして当日、授業は音楽。
父はいつもの作業服からは想像もつかないような小奇麗な服装、緊張した面持ちで教室の後ろで立っていました。先生が「ではみんなでアマリリスを吹きましょう」全員立ってリコーダーの演奏が始まりましたが、私の手にはリコーダーがありません。笛を忘れていったのです。忘れ物が笛なだけに隣のクラスの子から借りることも出来ずなす術もないまま授業が始まったのです。今思えば先生も少し気を利かせて合唱にしてくれれば…と思いますが、一時間延々とリコーダーの授業は続き、私はずっと立ちんぼ。そして、ただ立っている私を見に来た父も立ちんぼ。南親子が手に汗握った授業が終わり、みんな親子で帰る中、南親子は別々に帰宅。私が家に帰ると父が焦燥しきった表情で怒ることもなく一言。

「アマリリスってあんなに長い曲なのか…」

投稿者資材課主任 南 竜二
「高校生の一日職場体験学習」 斉藤 和司
2017年01月11日
新年明けましておめでとうございます。今回のブログ担当は検査室斉藤です。2017年の最初に順番がくるなんて今年はなにか良いことがあるような予感が・・・・。
(因みに私の今年の運勢は100番中26位でした)

早いもので、札幌徳洲会病院も南郷18丁目から大谷地へ移転し、今年の7月で5年が経過します。当院の検査室では、旧病院から札幌市内の市立高校の2年生(2~3名)を毎年秋頃に1日体験学習を受け入れてきました。そこで私なりに、少し感じたことを書かせて頂きます。

当院検査室を体験施設に選んでくれた理由は、様々であり、将来の仕事に医療系に進みたい学生さん、また、実際に臨床検査技師になりたい学生さんもいました。高校2年生ということもあって、卒業後の進路が具体化されています。
自分の高校2年生(○十年前)の時と比べると、凄く目的意識がはっきりとしている感があります。僕の育った田舎では、職場体験(工場見学的な)学習は小学校の時にあり、中学・高校では、ありませんでした。高校生になって実際に自分のなりたい仕事を体験できるなんて素晴らしいと思うのは僕だけでしょうか。

実際の体験内容は、やはり、検査室の見学だけでは、飽きてしまうので、学生さんの希望があれば、採血(生化学・CBC)をして、自分の血液を自分で検査機器にかけ測定し結果を導き出すところまで体験してもらいます。また、血液型検査・口腔内の唾液を用いてのグラム染色、病理・血液・塗抹標本の顕微鏡での観察、超音波検査機器を用いて、心臓の動き、血液の流れ、肝臓・腎臓等の臓器を直接みてもらうことも行っています。

また、ここ最近では、中学生の体験学習も受け入れており、少しでも臨床検査技師の仕事を知ってもらえる良い機会かと思います。たった一日の限られた数時間ではありますが、僕たち検査室のスタッフも学生さんから元気をもらえる一日であり、学生さんの将来に少しでも役に立つことができればと、今後も続けていきたいと思っています。以前読んだ本の中に、「成功という奴は、諦めてベンチに腰をおろした隣に座っている」と書いてありました。将来の成りたい自分になれるよう精一杯諦めずに今を頑張ってほしいです。いつの日か、検査室で一日体験した学生さんが、数年後に当院検査室で働いている日が来るのもそう遠くはないのではと思っています。

今年1年も宜しくお願い致します。 

投稿者検査技師長 斉藤 和司