子どもは様々な病気にかかるので、総合的な診断や検査が必要になることが少なくありません。当院は総合病院の小児科なので、耳鼻科や皮膚科、外科・整形外科などと連携し、子どもさんの様々な病気の診断、治療に対応しています。また救急医療にも力を入れている病院なので、緊急ＣＴ検査やＭＲＩ検査、超音波検査、緊急血液検査などが速やかに施行できるので、素早い診断や治療が可能です。
一方、予約制ですが、予防接種外来、乳児健診、小児血液疾患外来、小児循環器外来も行っています。また臨床心理士による心理相談外来、旭川医科大学出張医によるHL小児内分泌外来や、小児神経外来も行っています。これらの診療体制を組み合わせ、お子様の様々な病気に対して包括的に関わり、地域のお子さんたちの健やかな発達を支援していけるよう取り組んでいます。

小児科一般外来は、平日は午前診・午後診、土曜日は午前診のみ行っております。加えて月曜日、水曜日、金曜日には午後診終了後に夕診も行っております。詳細はこちらからご確認ください。一般外来は岡　敏明小児科部長、成田　光生部長、村上　智明部長、金田　眞部長、小笠原　卓医長、大島　美保医師の6名が交代で行っています。また午前診終了から午後診開始までの時間外は、時間外担当の医師が診療を行っています。

火曜日・金曜日の13:30から13:45受付、14:00から接種開始で、予約制です。予防接種の予約は、平日の小児科午前診（9:00から11:30）の時間帯に承っています（電話可）。
接種日の1週間前の金曜日12:00で予約を締め切ります。金曜日が祝日の場合は、前日の木曜日に予約を締め切らせて頂きます。
B型肝炎ワクチン、日本脳炎ワクチンも接種可能です。

毎週水曜午後に、心臓の病気のこども達と、成人になった先天性心疾患患者さんの外来を行っております。子供のころ心臓の病気で病院に通っていたけれど、特に症状がないので足が向かなくなってしまった、でもなんとなく心配という方も遠慮なくご連絡ください。基本的に予約制ですので事前にお問い合わせください。

月曜日と木曜日の午後、臨床心理士の阿曽　加寿子さんを中心に「心理相談」外来（完全予約制）を行っています。

水曜日の午後には乳児検診(小笠原医師担当)も行っています。
木曜日の午後、土曜日の午前中は岡部長、金田医長による血液外来(主に血友病)があります。また毎月一回（第4金曜日の午前と午後）、出張医の荒木先生による、小児神経外来（予約制）を行っています。さらに3ヶ月に１回ですが、旭川医科大学小児科の棚橋先生による、小児内分泌外来も行っています。

入院病児に対しては５名の医師と看護師が連携し、病児へのきめ細かいケアを目指しています。また、病棟保育士やソーシャルワーカー、臨床心理担当者を配し、病児とご家族への包括的な支援と包括的な小児医療の提供を行っています。

主に小児科入院中の児に対応するため、夜間は小児科医師1人が必ずオン・コールになっています。しかし、夜間の時間外外来に関して小児科は十分な体制ではないので、可能な限り、午後5時30分までの一般小児科外来を受診して頂くようお願い致します。
一方、当院も札幌市の小児救急医療システムに参加し、当番日には小児の二次救急担当病院として対応しています。

子供の家庭内・家庭外の事故、外傷事故予防キャンペーンなどを継続的に行っています。小児救急医療、事故予防、などに関連した啓蒙活動や学会発表も継続して行っています。
また、開業されている小児科クリニックや、地域の保健所とも連携して、地域の子供たちが健やかに、元気に育っていくための支援活動も、今後も継続して行っていきたいと思います。

• 小児科　後期研修内容紹介