神様の気持ち
2012年02月06日
聖書の中に「はじめに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。:ヨハネによる福音書1章1節」とあります。この言とはロゴスのことでもあり、神様の御言葉でもあり、法則のことでもあります。創造主でいらっしゃる神様は宇宙、地球、全ての万物を法則を定めることで創造なさいました。万有引力、相対性理論・・・。もちろん私たち人間の中にも法則があり、その法則に基づいて生命活動が営まれています。
神様は定めた法則に基づき長い年月をかけて全ての万物を創造し、最後に私たち人間を創造なさいました。それはまるで、動物園の園長がこんな動物にはこんな檻を、あんな動物にはあんな檻を作り・・・と動物達が楽しく過ごせるように動物園を作っていき、最後に動物達を檻に入れて楽しんでいる姿を見るのを喜ぶように、愛する心で130億年以上かけて喜びながら人間を創造なさいました。聖書ではその時の神様の喜びを「はなはだ良かった。:創世記1章31節」と表現されています。
私たちは自分の気持ち、恋人の気持ち、親の気持ちはよく考えますが、自分の存在を130億年以上かけて待っていた神様の喜ぶ気持ちを考えることはあまりないように思います。医療現場で働きながら、様々な病と生死の場面に直面し、患者さん、家族さん、医療従事者などの多くの人々の間に悲しい争いや孤独を見ることがあります。私はいつもそういう時に「神様の気持ち」を知ると少し楽になるのではないかと感じています。自分と相手の体の中で営まれている生命活動は「神様の気持ち」が詰まった130億年物の愛の傑作品であり、全ての人が神様にとって大切な存在なのです。「神様の気持ち」が皆さんに届くことをお祈りしています。
投稿者内科医師 味生 洋志
建築作業現場を見学して
2012年01月30日
今年6月に当院は厚別区大谷地の新病院へ移ることになっております。国道12号線と南郷通りが接近し、高速道路高架橋がそばを走っている場所です。昨年12月に建築中の建物の一部見学が可能となり、どんなものかと思いその見学会の一人に参加させてもらいました。寒い日でした。
外来終了後午後3時半に集合し、病院の車で少し雪の舞う中、雪道と言う道路事情もあり、10分ほどで到着しました。車から降り、建物を間近に見て「デカッ!」という感じでした。コンクリートむき出しのままでしたが、その灰色の建物は近隣に大きな建物がないため、「ズドーン!」と大きく高く見えました。8階建てなので、札幌の中心街であればごく普通の高さの建物でしょうが、周りに大型建築物がなかったので、見上げればあとは空ばかりで、かなり大きく感じました。
現場監督が現れまずヘルメット使用との指示があり、初めて作業用ヘルメットなるものをかぶりました。まず玄関部分から入り、待合室とされる広い空間に案内されました。広く高く、天井がまだ出来ていないアルミホイルに包まれた大きなパイプや他の細いパイプなどが何本も頭上を走っているのが見えました。足もとにはパイプ類、木材、鉄筋、コード類などの資材や工具などが並べられており、建物の中とはいえ窓、ドアはついていないため寒風が漂っており、まさに「現場」でした。
では5階から順次見ていきましょうと、エレベーターも出来ていないため、作業用パイプが何本も組み立てられて狭くなった階段に頭をぶつけぬように肩をぶつけぬようにと身体を縮込ませながら年寄りの小生はゼーゼーしながら上がっていきました。
5階病棟部分に上がると、すでに現場監督と数人の看護師さんとMEさん達は何かを話しながら、監督は何かを答えながらすでに離れた前方を歩いていました。(マイクでも持ちながら説明してくれると良かったんだがなー)と思いながら、集団の後方でなるほどこんな感じかなと思いながらついて行きました。
いよいよ3階の産婦人科病棟スペースになり、急いで歩を進め所々説明を受けました。一番気になっていたのは、個室でした。現在の個室は狭いので、もう少しゆったりとしたスペースが欲しいと考えていました。そして図面上ではずっと広いスペースのような気がしていたのですが、各個室にトイレシャワーをつける事にもこだわったため、そのスペースが意外に大きく、ベッドスぺースがやや狭く感じられました。ただ、現在の個室はドアを開けるといきなりベッド・患者さんが目に入りますが、今度の新個室ではそのトイレシャワー部分がベッドへの死角となり、プライバシー的にはいい感じでした。また、トイレシャワーもスマートに出来ていて、他の患者さんにも気兼ねなく使用できるはずであり、新築の価値があるようでした。
窓スペースから目の前をちょうど札樽自動車道が走っており、車が次々と流れて、個人的にはいい感じを受けました。いわゆる、自然風景ではないので、きれいとか美しいとか言うものではないのですが、その風景は社会が動いている人が活動しているという感覚が何かいいように思いました。ただし、騒音としてどうなのかはこの日にはわかりませんでした。
病棟部分では食堂があり、学生指導室があり、NST専用室があり、小集会室もつくり、今まで不足していたスペースを作る事が出来、患者さんには快適な空間が出来るはずです。
今回のコンクリート打ちっ放しの状態ではなかなか実感できませんが、しかし、新しくなるというのはいいものです。動き出し開始は色々大変なことが生じてきそうですが、その変化がまた刺激となって小生の老化しつつある脳を活性化してくれるような気がしそうな思いを抱きながら現場を離れました。

追記:1/25 近くを通ったとき、薄辛子色に覆われた建物の外壁部分が作られていました。
投稿者産婦人科部長 関 敏雄
左利き
2012年01月23日
私は左利きに生まれました。妻、息子、娘の4人家族ですが娘も左利きであり家族の半分が左利きということになります。
小さい頃、右への修正訓練をうけました。この時代の左利きの同級生もそうでした。字を書くこととハサミを使うことを1年くらいかけて右になおした記憶があります。理由は左利きのままだと学校で私も、教える側の先生も大変だからだったような・・・。食べるのは私の問題なので箸は左のまま。
小さい頃国語の漢字の書き取りは苦痛でした。30分くらい頑張っていると右の手首が痛くなってくるのです。左で書いたら楽なのにな?と思い時折こっそり左で書いていました。小学校高学年になると段々慣れたのか右だけでも苦痛ではなくなりましたがそれと同時に左では書けなくなっていったのは残念なことです。
今、娘は小学5年ですが何でも左のままです。同級生の子も同様のようです。時代は変わったのですね。右利き用のハサミを左で握り器用に切っています。ピアノもうまいものです。

大人になった現在は・・・。食事の際は無意識のうち?に右利きの人の左側に座ります、箸をもつ手がぶつかるので。その他、反射的に左手がでることが結構あります。
私は外科医なので細かい作業を左手でもできることはメリットです。以前後輩の外科医に、手術がうまくなるためには日頃から左を使うことが重要で、食事も左で食べる方が良いとふざけ半分で言いました、ほ?ら私も左で食べているだろうと。
信じやすい後輩は私が左利きなのを知らずにその日以降ずっと箸を左手に食事をしていました。今ではその彼は、左手も上手に使い美しい手術ができるようになったと思います。たぶん。頑張れ!名古屋に行った「か○しろ」先生
投稿者外科医長 城田 誠
列車内での過ごし方
2012年01月16日
出張で、よく帯広に行きます。列車内でいかに有意義に過ごすか? 帯広までは、JRで2時間半の旅程、一般的には、読書か睡眠でしょう。
私の場合、映画です。日頃より、よく映画を観に行きます。2時間半は、映画1本にちょうどよい時間です。ポータブルのDVDプレーヤーは、充電すると3時間は保ち、今時は、Amazonで5?6千円で購入できます。映画を観終わったら、まもなく到着です。列車内での時間を有効かつ楽しく使えます。
投稿者麻酔科部長 奥山 淳
あけましておめでとうございます。
2012年01月06日
いよいよ2012年がはじまりました。札幌徳洲会病院にとって今年は病院の新築移転というビックイベントが控えています。泣いても笑ってもあと半年に迫ってしまいました。
大谷地に建設中の新病院は、完成にむけて着々と準備が進められ、最近ではその概要が明らかになりつつあり、近くを通るたびに身が引き締まる気持ちになります。
長年お世話になった現病院周辺のみなさまに感謝しつつ、新病院周辺のみなさまにはご挨拶の気持ちを込めて、本年もどうぞよろしくお願いします。
投稿者ホームページ委員会長 片田竜司
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