「整形外科医の独り言」 黒部 恭啓
2024年04月01日

 卒業して北大整形外科に入局しました。 

当時は、臨床研修もなくそのままストレートに整形外科の研修がはじまった。

大学病院では、下肢班、股関節班、脊柱班、上司班の研修を行いました。

その後は比較的大きな病院で研修を行いました。卒後5年時に下肢班に属しました。

それなりの技術を習得し、比較的大きな市中病院に勤めることになりました。。

各班(脊椎・上司・下肢)とそろっており、専門分野の手術を担当していました。

20034月、当時、社会保険総合病に赴任しました。研修医も含め、5人の体制でした。

このころから、公的病院の人手不足が気になるようになってきました。

2年が過ぎた頃から人数が減少し、研修医との二人体制となり、最後は一人になりました。一人でできる手術だけとなり、院長からも売り上げの減少を言われるようなっていました。

大学からの意向もあり、20144月に苫小牧市立病院に移動しました。ここも二人体制で、週2日の研修医の応援、外来派遣などでしのいでいました。病気のため上司が辞め、一人になりました。札幌から近場の苫小牧も科によっては人手不足になっています。

今回は、家庭の事情もあり、2021年4月に当院に入職しました。高齢化の波は逆らえませんが、専門性をもって働いています。

追伸

 年20回程度ゴルフを行っています。60歳を過ぎて、飛ばなくはなりましたが、その分曲がりも小さくなり、スコアもまとまってきました。

投稿者整形外科部長 黒部 恭啓
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