作業療法
ハンドセラピィ

当院は道内で唯一の「認定ハンドセラピスト」、「専門作業療法士(手外科)」が在籍する施設であり、「手の外傷」専門のリハビリテーションを行っています。
ハンドセラピィとは、手の外傷を含め、さまざまな手の疾患を扱う専門分野です。当院では手や肘の骨折、指の腱や神経・血管の損傷など外傷後の患者さまが多く、執刀医と連携をとりながらハンドセラピィをすすめております。
手の果たす役割は日常生活で非常に多く、外傷や疾病により手が不自由になると様々な支障をもたらします。そのためハンドセラピィでは患者さまの「使える手」の獲得を目標におき、手術後早期からリハビリテーションを開始することにより、二次的な合併症(関節の不動や変形)を予防し家庭や仕事への早期復帰をお手伝いいたします。

対象

重度上肢外傷、骨折、筋・腱損傷、末梢神経損傷、指・手部切断など

学術活動

日本ハンドセラピィ学会、日本作業療法学会、北海道作業療法学会

作業療法全般

主に脳血管障害や呼吸障害、循環器障害等の様々な内部障害、骨折等の運動器疾患に対し、

患者様ご自身で日常生活動作が行えるよう、入院早期から運動や作業等を通して機能回復訓練、

廃用予防のための活動機械の提供、退院後の住環境整備のアドバイス等を行なっています。

対象

内部障害(呼吸機能障害、廃用症候群、心臓疾患、消化器疾患等)、脳血管障害

2022年度実績
  • 運動器  :1177例

  • 廃用症候群:390例

  • 呼吸器  :174例

  • 脳血管  :40例