「ストレス社会を生きるすべての方へ ~涙活のススメ~」 小野寺 麻記子
2023年04月10日

 いまや世の中には「○○活」という言葉は数え切れないくらい生み出され、何でもかんでも「活」をつければいいってもんじゃない...と思う気持ちにもなるほどですが。

みなさんはここ数年流行っている(?)「涙活」という言葉をご存じですか?

(意識的に涙を流すことによって、心のデトックスを図る活動のことをいう造語)

 涙を流すことによって、自律神経が交感神経(緊張や興奮を促す)から副交感神経(脳がリラックスした状態)が有意な状態へと切り替わってストレスを緩和すると言われています。ストレスを回避する行動をとるのもいいですが、涙を流すことで積極的にストレスを緩和する「涙活」もいいものです。

みなさんは最近涙を流しましたか?

私は、一人娘が小学校を卒業したので「小学校最後の○○」という名目でたくさん涙しました。そしてここ最近ではWBC関係でしょっちゅうウルウルしています。

人は何かに感動したり共感したりすると共感脳が震えて涙を流しますが、私は共感脳が発達しているのか、たとえ数秒でも心の琴線に触れることがあれば一瞬で涙があふれてきます(もう特技に近い)。何かを見たり聞いたり考えたりする時、その背景にあることやいろんな人の思いが一斉に私の共感脳を震わせにかかり、もう毎日、なんやかんやで泣いていますので涙活しまくりの日々です。

(ちなみにこの「共感」も医療では大事な要素の一つですので、私は自分の共感力の高さを「強み」としていけるようにしたいと思っています)

 そんな日々の涙活の甲斐あってか...結構ストレスの強そうな医療現場で仕事をしている私ですが、職場のストレスチェックではいつも「低ストレス」判定!

これからも元気いっぱいフルパワーで患者さんの口腔内のトラブルと向き合っています!!

投稿者歯科口腔外科部長 小野寺 麻記子
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