- HOME
- ブログ
- コメディカルリレーエッセー
- 「頼りにしている三種の神器」 前田 健太
数年前からキャンプにどっぷりハマってます。
始まりは妹夫婦に誘われた、日高沙流川オートキャンプ場。その時はキャンプの「キ」の字もわからないまま参加し、とても不便な思いをしました。今となっては笑い話です。
そんなキャンプ生活で最初は重要視していませんでしたが、今ではとても頼りにしている3つのアイテムがあります。
一つ目は、「マット」です。
最初のキャンプで1番不便だったのが、断トツでこれです。
酔っ払ってバンガローに入ると、そこには妻と子供が3人で寝ているふかふかのエアーマットの横に、木の床の上にペラペラのブランケットのみが敷かれた僕の寝床がありました。床の冷え込みと硬い床が重なり、翌朝には身体中が痛くなりました。そりゃそうです、床の上にブランケット一枚ですもん。
楽しかったはずのキャンプも睡眠不足と体の痛みが重なると台無しになります。キャンプの快適さは寝心地が最重要だと思ってます。
二つ目は、「灯」です。
キャンプ場の夜は、真っ暗です。満点の星空、とてもロマンティック...とか。違いました。焼き加減のわからない肉、転倒リスク高めでなぜか昼よりもうろちょろする子供、なくしものははまず見つかりません。見えない事のストレスは予想以上に凄いです。しっかりしたランタンがあれば、焼き加減も子供も安全。探し物も見つかります。
三つ目は、「ペグ」です。
風が強い夜に設営したテントが数個飛んだのを見た時に初めてペグの重要性を思い知りました。普段住んでいる家って飛ばないですよね?家で寝ている時に風が強くて不安で寝れない事ないですよね?
頑丈なペグ。これ本当に重要です。
僕のキャンプは流行りのブッシュクラフトやサバイバルといったハードなスタイルではなく、自分達の身の丈に合った不便を楽しむスタイルです。
娘達も大きくなり、いつまで付き合ってくれるかわかりませんが、今後も楽しんで行けたらと思ってます。