「長男から学んだこと」 宮本 崇史
2022年03月09日

私には、小学2年生の長男と保育園で年少の次男がいます。あるとき、長男に言われました。

長男「パパは、勉強しなかったから字が汚いの?」

私 「............そうだね。字を書く勉強を頑張んなきゃ、     パパみたいになっちゃうよ...」

そうです、私はとてもとてもとても(妻曰く、とんでもなく)字が汚いです。

ここは潔く認めて、長男には字がきれいになってもらわなくては...

妻のおかげで、すでに長男の字は私を超えそうです。

子供の頃はあまりそういう感覚がありませんでしたが、結婚してからは、記入事項は妻にまかせっきりです。

小学生の頃からずっと国語は苦手でした。それを言い訳にしてはいけませんが...

 小学校の宿題で音読があります。私や妻に教科書の読み聞かせをしてくれます。そこで気がついた事があります。

国語の教科書ってこんなに面白かたっけ?

私が小学生だった頃の教科書はないので比較はできませんが、面白かった記憶はありません。長男に聞いてみました。

私 「国語の授業は面白いかい?」

長男「全部ではないけど面白いよ。」

もう親の私を超えています。

 私のお気に入りは、【おにごっこ】という文章です。鬼ごっこの説明ですが、いろいろなルールの鬼ごっこが載っています。その中から一部ルールを抜粋してみました。

〇地面に書いた丸の中にいれば、捕まらない。

〇木にさわっていれば、捕まらない。

〇鬼になった人は、みんな手をつないでおいかける。

小さかった頃を思い出す方がたくさんいらっしゃると思います。私は、この三つのルールは全て経験済みです。

また、こういう一文もあります。

〔鬼ごっこにルールを追加するというのは、足が速い人も遅い人も、鬼になった人も、逃げる人も、みんなが楽しめる工夫なのです。〕

確かに。集まるメンバーによって自然とルールが変化していた気がします。

長男が【おにっごっこ】を読むたびに、自分の記憶と照らし合わせます。あー、楽しかったなー。文章に入り込んでしまいます。

私が小学2年生の時に【おにごっこ】に出会っていたら...

きっと変わらず国語は苦手だったでしょうね。

また、字の綺麗さと国語は本来関係ないのでしょうが...

投稿者放射線主任 宮本 崇史