「タイミング」 前田 健太
2022年02月09日

「ありがとうを伝える時は自分のタイミングで。ごめんなさいを伝える時は相手のタイミングで」

先日妻が小学4年生、2年生の娘たちに伝えていた言葉です。
少し遅くなった夜ご飯を一人で食べながら、特にその会話に入る事もなく何気なく耳に飛び込んできた言葉です。
会話が右耳から左耳へ流れる中でその言葉だけが頭に残って、改めて思いました。

確かに。

ありがとうは、もちろん然るべきタイミングで伝える必要はありますが、何かの物事が起きたタイミングはなく、普段何気ない時にその言葉を頂いた時は、とても温かく感じる事が多い気がします。

ごめんなさいは、自分が憤慨しているタイミングで言ってもらえると、気持ちが落ち着く事が多いのは、自分の感情や考えに相手が寄り添ってくれていると感じるからかもしれません。

普段の生活でも仕事でも、大切な事と理解はしているのですが、子供がわかりやすいように簡潔にまとめると、まさにその通りだなと思いました。

思えば妻は自分が仕事でいない間も、あり得ないような事が日常的に起こる子供との生活の中で、パートで仕事もしながら、家事をして、ストレスを感じながら、嫌われることは望まないのに必要な注意を子供達にする日々。
あっ、そうかっ!ここだっ!

「いつもありがとう」

「えっ、なに急に!?きもっ!」

........

ありがとうを伝える時も、自分のタイミングだけではなく相手のタイミングも考えて気持ちを伝える事が大切みたいです。

投稿者薬局 主任 前田健太