研修内容
選択可能な区分別科目
2023年度
  • 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連
  • 呼吸器(長期呼吸療法にかかるもの)関連
  • 栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連
  • 創傷管理関連
  • 創部ドレーン管理関連
  • 動脈血液ガス分析関連
  • 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
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研修可能な領域別パッケージ
2023年度
1.術中麻酔管理領域
  • 呼吸器(気道確保に係るもの)関連 
  • 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連
  • 動脈血液ガス分析関連
  • 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
  • 術後疼痛管理関連
  • 循環器に係る薬剤投与関連
2.救急領域
  • 呼吸器(気道確保に係るもの)関連
  • 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連
  • 動脈血液ガス分析関連
  • 栄養および水分管理に係る薬剤投与関連
  • 精神および神経症状に係る薬剤投与関連
使用教材

全日病SQUE看護師特定行為研修

履修スタイル

就業支援型ICT教育(試験や実習での集合日あり)

内容/研修時間数/履修費用
2022年度の例

当研修は、共通して学ぶ「共通科目」と、特定行為区分毎に学ぶ「区分別科目」に分かれており、当研修は「講義」「演習」「実習」によって行います。

(1)共通科目(必修科目):特定行為区分に共通して必要とされる能力

共通科目名

時間数(時間)

費用(税込)

臨床病態生理学

30

450,000円

臨床推論

45

フィジカルアセスメント

45

臨床薬理学

45

疾病・臨床病態概論

40

医療安全学

45

特定行為実践

合計

250

※「医療安全学」「特定行為実践」は、統合して一体的に実施します。
※共通科目は、eラーニングを中心とした講義を受講し、全ての科目において筆記試験に合格する必要があります。
※共通科目は、筆記試験に合格後、演習・実習に進み観察評価を行います。

共通科目名

学ぶ事項

研修方法

/時間数(時間)

評価方法

/時間数(時間)

臨床病態生理学

臨床解剖学、臨床病理学、臨床生理学を学ぶ

講義/27

演習/2

筆記試験/1

臨床推論

臨床診断学、臨床検査学、症候学、臨床疫学を学ぶ

講義/35

演習/8

実習/1

筆記試験/1

観察評価

フィジカル

アセスメント

身体診察・診断学(演習含む)を学ぶ

講義/39

演習/3

実習/2

筆記試験/1

観察評価

臨床薬理学

薬剤学、薬理学を学ぶ

講義/35

演習/9

筆記試験/1

疾病・臨床病態

概論

主要疾患の臨床診断・治療

講義/27

演習/2

筆記試験/1

状況に応じた臨床診断・治療

講義/7

演習/2

筆記試験/1

医療安全学/

特定行為実践

特定行為の実践におけるアセスメント、仮説検証、意思 決定、検証課程(理論、演習)を学ぶ中で以下の内容を  統合して学ぶ

講義/24

演習/12

実習/8

筆記試験/1

内訳)

  • 医療安全学/0.5
  • 特定行為実践/0.5

観察評価

  1. 特定行為実践に関連する医療倫理、医療管理、医療安全、ケアの質保証(Quality Care Assurance)を学ぶ
  2. 特定行為研修を修了した看護師のチーム医療における役割発揮のための多職種協働実践(Inter Professional WorkIPW))(他職種との事例検討等の演習を含む)を学ぶ
  3. 特定行為実践のための関連法規、意思決定支援を学ぶ
  4. 根拠に基づいて手順書を医師、歯科医師等とともに作成し、実践後、手順書を評価し、見直すプロセスについて学ぶ
(2)区分別科目(選択科目)

区分別科目名

時間数(時間)

費用(税込)

呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連

34

85,000円

栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連

9

25,000円

動脈血液ガス分析関連

16

70,000円

栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連

18

55,000円

※区分別科目は、eラーニングまたは、スクーリングを中心とした講義及び、演習を受講し、筆記試験に合格する必要があります。
※実習は、まずは見学から始め、指導者の判断で段階的に進めていきます。
※「呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連」「栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連」「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」は、筆記試験及び観察評価を行います。
※「動脈血液ガス分析関連」は、筆記試験及び実技試験(OSCE)、観察評価を行います。

区分別科目名

学ぶ事項

研修方法

/時間数(時間)

評価方法

/時間数(時間)

呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連

[共通]

呼吸(人工呼吸療法に係るもの)関連の基礎知識

講義/5

筆記試験/5

[特定行為ごと]

侵襲的陽圧換気の設定の変更

非侵襲的陽圧換気の変更

人工呼吸管理がなされている者対する鎮静剤の投与量の調整

人工呼吸器からの離脱

講義/16

演習/8

実習/5症例

※症例数見込/85

筆記試験/4

観察評価

栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連

[共通]

中心静脈カテーテル管理の基礎知識

講義/3

筆記試験/1

[特定行為ごと]

中心静脈カテーテルの抜去

講義/4

実習/5症例

※症例数見込/25

筆記試験/1

観察評価

動脈血液ガス分析関連

[共通]

動脈血液ガス分析関連の基礎知識

講義/5

筆記試験/1

観察評価

[特定行為ごと]

直接動脈穿刺法による採血

橈骨動脈ラインの確保

講義/8

実習/5症例

※症例数見込/100

筆記試験/2

実技試験(OSCE

観察評価

栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連

[共通]

栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連の  基礎知識

講義/6

筆記試験/1

[特定行為ごと]

持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整

脱水症状に対する輸液による補正

講義/8

演習/2

実習/各5症例

※症例数見込/100

筆記試験/2

観察評価

(3)特定行為研修の一部を免除した研修(領域別パッケージ研修):術中麻酔管理領域パッケージ

特定行為区分

時間数(時間)

費用(税込)

呼吸器(気道管理に係るもの)関連

11

350,000円

呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連

20

動脈血液ガス分析関連

16

栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連

14

術後疼痛管理関連

10

循環動態に係る薬剤投与関連

14

※特定行為研修の一部を免除した研修(領域別パッケージ研修)は、eラーニングまたは、スクーリングを中心とした講義及び、演習を受講し、筆記試験に合格する必要があります。
※実習は、まずは見学から始め、指導者の判断で段階的に進めていきます。
※術中麻酔管理領域パッケージに関連する特定行為区分は、全て筆記試験及び観察評価を行います。
※「呼吸器(気道管理に係るもの)関連」「動脈血液ガス分析関連」は、筆記試験及び実技試験(OSCE)、観察評価を行います。

特定行為区分

特定行為

研修方法

/時間数(時間)

評価方法

/時間数(時間)

呼吸器(気道管理に係るもの)関連

[共通]

呼吸器(気道確保に係るもの)関連の

基礎知識

講義/4

筆記試験/1

[特定行為ごと]

経口用気道チューブ又は経鼻用気道

チューブの位置の調整

講義/5

実習/5症例

※症例数見込/85

筆記試験/1

実技試験(OSCE

観察評価

呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連

[共通]

呼吸(人工呼吸療法に係るもの)関連の   基礎知識

講義/5

筆記試験/1

[特定行為ごと]

侵襲的陽圧換気の設定の変更

人工呼吸器からの離脱

講義/8

演習/4

実習/5症例

※症例数見込/85

筆記試験/2

観察評価

動脈血液ガス 分析関連

[共通]

動脈血液ガス分析関連の基礎知識

講義/5

筆記試験/1

[特定行為ごと]

直接動脈穿刺法による採血

橈骨動脈ラインの確保

講義/8

実習/5症例ずつ

※症例数見込/100

筆記試験/2

実技試験(OSCE

観察評価

栄養及び水分 管理に係る薬剤投与関連

[共通]

栄養管理及び水分管理に係る薬剤投与関連の基礎知識

講義/6

筆記試験/1

[特定行為ごと]

脱水症状に対する輸液による補正

講義/4

演習/2

実習/5症例

※症例数見込/646

筆記試験/1

観察評価

術後疼痛管理 関連

[共通]

術後疼痛管理関連の基礎知識

講義/4

筆記試験/1

[特定行為ごと]

硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整

講義/3

演習/1

実習/5症例

※症例数見込/52

筆記試験/1

観察評価

循環動態に係る薬剤投与関連

[共通]

循環動態に係る薬剤投与関連の基礎知識

講義/8

筆記試験/1

[特定行為ごと]

持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整

講義/3

演習/1

実習/5症例

※症例数見込/100

筆記試験/1

観察評価

修了要件

当研修を修了するためには、以下の要件を満たし、当院の特定行為研修管理委員会において、修了認定がされた場合、科目別履修証明書及び、区分別修了認定書を交付します。

  1. 共通科目を全て履修し、筆記試験ならびに観察評価に合格すること。
  2. (1)修了後、選択した区分別科目を履修し、筆記試験及び観察評価、実技試験に合格すること。

なお、特定行為研修修了後は、当院において終了した特定行為区分毎の修了書を交付し、 研修修了者の名簿を厚生労働省に提出する。