下肢静脈瘤・動脈瘤外来
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担当医 心臓血管外科部長 宮武 司
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●下肢静脈瘤手術

下肢静脈瘤治療には主にストッキングによる治療、硬化療法(注射による治療)、手術による治療があります。手術には従来からのストリッピング治療(大伏在静脈や小伏在静脈を抜去する)のほかに、レーザーや高周波治療、それに血管内塞栓術(グルー治療)があります。上記治療に加えて静脈瘤を切除したり、硬化療法で瘤をつぶすこともあります。

当院(外科あるいは当科)では、手術適応のある患者様には原則、日帰りによるレーザー治療を行います。抗血小板剤や抗凝固剤を内服している患者様もそれらの薬を止めずに行うことが多いです。複雑な症例にはストリッピング手術を施行する場合もありますし、入院して治療を行うこともあります。

静脈瘤のある方がすべて手術適応というわけではありません。弾性ストッキングによる治療のみを行う方もいらっしゃいます。心配な方や症状のある方はお気軽に受診してください。

●大動脈瘤あるいは大動脈解離に対する手術

大動脈瘤は大動脈が太くなる疾患です。大動脈は太くなると破裂(出血)の危険性が高くなるためにある程度の大きさになると手術の危険性よりも破裂の危険性が高くなります。大動脈解離は大動脈の壁が裂けることにより、破裂の危険性が増大し、さらに、心臓、脳、腹部臓器、下肢などの臓器虚血の危険性が増大する状態です。場合によっては緊急手術が必要です。

大動脈瘤は薬では小さくなりません。手術が唯一の治療法です。胸部大動脈瘤手術は一般に人工心肺を使用します。腹部大動脈瘤手術は通常、人工心肺を使用しません。近年、より侵襲の少ないステントグラフト治療が普及してきています。ステントグラフトの場合、胸部大動脈瘤に対しても人工心肺を使用しなくて済みます。しかし、従来の手術の方がステントグラフトより優れている点も多いです。患者様の血管や瘤の位置および形状、年齢、体力、合併疾患などによりステントグラフトにするか、従来の手術にするかどうかを患者様と一緒に検討します。

胸部ステントグラフト治療が必要な患者様は札幌東徳洲会病院あるいはご希望の実施医療機関にご紹介させていただきます。