肺がんCT検診
日本では平成10年より肺がんが、がん死亡の第1位となりました。
肺がんが治りにくい理由の一つとして進行するまで症状が出にくく、早期発見が難しいことがあげられます。
その一方で早期肺がんの段階で見つかった人は適切な治療により根治できる割合が高いのも事実です。
当院では平成22年よりCT装置を用いた肺がん検診を行っています。
現在は、2022年3月導入の「Revolution CT」(GE社製256列CT)と、2022年9月導入の「Aqulion ONE PRISM EDITION」(Canon社製320列CT)を使用することでより低被ばく・低線量での検査が可能になりました。
お勧めする方
- 喫煙量の多い方(1日の喫煙本数×喫煙年数による喫煙指数が600以上の方)
- 男女を問わず、50歳以上の方
- 血痰や頑固な咳などの症状がある方
- 肺がんが心配な方
なぜCT検診なのか
- 胸部X線写真だけでは、小さな肺がんや心臓等の陰に隠れた肺がんは見逃してしまうことがあります。しかしCTは解像度に優れ、死角は少なく数ミリの病変を描出します。CTは小さな早期肺がんの発見に非常に有用です。
- 肺気腫、慢性呼吸器疾患、炎症、肺以外の病変(大動脈瘤など)も同時に検出できます。
検診実施日
- 平日 14:00~17:00
当日検査、ご希望の場合は待ち時間が発生する場合がございます。
予約受付
札幌徳洲会病院放射線部 (011)890-1606
(直接、放射線受付窓口でもお受けします)
予約受付時間 9:00~17:00
検診料金
4000円(税込み)
- 検査時間は5分程度です。
- 医師の診察はありません。
- 読影結果は郵送により後日お知らせします。
撮影したCT画像のCDをお渡しします。受診の際にご利用できます。)
新型コロナウィルス感染症への対応
- 来院時に体温測定と問診票の記入が必要です。(事前にホームページより問診票をご確認いただけます。)→【問診票】(患者様・付き添い者)
- 発熱がある場合や明らかな症状がある場合は検査を行えません。(もしくは入館できません)
- マスクの着用と手指の消毒をお願いします。(マスクは検査時着用可)
- お車でお越しの方は、地下駐車場をご利用下さい。
- 海外渡航や道外への外出から2週間以上経過している方のみ検査可能です。
- 検査後2週間以内に新型コロナウィルスへの感染が確認された場合は報告が必要です。
- 感染状況の悪化によっては検査自体を行えない場合があります。