神の手
2013年12月17日
看護部ではリリーフといって、看護師の配置基準などを指標に、人手の足りない現場を手伝いに行くシステムがあります。リリーフ体制には問題点も多くあり、改善が必要だと思っていますが、先日ちょっといい話がありました。
夜間の病棟で呼吸状態の悪くなった患者さんがいらして、痰の吸引をしてもなかなか酸素飽和度が上がらない、という状態でした。その日リリーフに来てくれた看護師が、体位ドレナージを行い、吸引をしたところ、それまで80%だった酸素飽和度は一気に88%まで上がり、呼吸が楽になったと言います。
病棟の看護師はリリーフの人に対し「神の手」と敬意を表しました。リリーフの人は「いつもやっていることだから」と謙遜しました。病棟看護師は、自分たちに足りない知識や技術の習得が急務だとその場で悟りました。リリーフは自分の力を発揮して活躍の場を持ち、感謝され、現場はそれを受け入れ一歩も二歩も前進しました。もちろん患者さんも楽になり、全員win&winだったのです。それらをつないでくれた、当直師長にも感謝です。

こういうことがあると、看護という仕事が面白くなる。

今日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
今年も一年が終わろうとしています。
皆様よいお年をお迎えください。


投稿者前看護部長 工藤 昭子
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