「コロナ禍での気づき」 小野寺 麻記子
2020年07月20日

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い北海道では全国に先がけて緊急事態宣言がなされ、20202月末から6月中旬まで、長い長い自粛期間が続いた。

私も小学生の娘がいるため、長期に渡る異例の休校措置を受け勤務調整を余儀なくされ、職場はもちろんのこと、受診される患者さまにも予約変更など多くのご迷惑をおかけすることとなり、本当に心苦しい思いをしていた。おそらく全世界の多くの方が、この先どうなるのだろうという不安の中で過ごし、また多くの悲しみを経験されただろう。

それでも、過去に類を見ないこの試練の中でも、少しずつ前を向き、変えなくては!変わらなくては!という世の中の様々な挑戦を目の当たりにすると、人はこんなにも強いものかと思う。

しかし、強いものばかりではない。当たり前であるが、むしろ弱い部分が人には多いと思う。

こんな時だからこそ、「心の距離感」を縮めようという思いも生まれる。実際、物理的に人との距離を意識せざるを得なくなって、逆に人と人との心の繋がりは「密」になったのではないだろうか(だからこそ生まれる軋轢もあるだろうが...)。

遠くの人に思いをよせ、身近な人が助け合う。駆けつけることは叶わなくても、今自分ができる何かをしようという、いろんなカタチの思いが世の中溢れていたような気がする。大変な時期はまだ続いているが、どこかで聞いた「『大変』というのは乗り越えたら大きく変わる、という意味がある」というのを心の隅において、自分なりのニューノーマルな生き方を模索していきたい。

 ところで、老若男女問わず多くの方が自粛期間中に新しいことに挑戦したりと、それぞれの自宅での過ごし方が話題となっていたが、私も例にもれず新しく始めたことがある。

一つは運動。医療従事者にも関わらず万年運動不足で、年に一度の健康診断の問診には毎年「運動を始めたいと思っている(がまだ始めていない)」にチェックをするも一向に始める気配はなかった。まさに口だけ...

しかし、ここにきて何と4ヶ月以上も、ステイホームトレーニングやかんたんヨガなど続けている。今年の健康診断では堂々と、「すでに始めている」にチェックをつけよう!

もう一つは資格取得への挑戦。以前から必要だと思いながらなかなかできなかった心理のお勉強。医療従事者としても大事だし、子育てする中でも、介護する中でも知っておきたいことがたくさんあると思い一念発起。新しいことを始めるのはそれなりに大変ですが、思いがあって自分で始めたこと。乗り越え大きく変わるために、公力効果を期待してここに記してみた(というわけで成果は、次回に続く...)。

投稿者歯科口腔外科医長 小野寺 麻記子