「春 皆さまはどのような気持ちでお過ごしでしょうか」 藤川 大作
2016年03月23日
春 皆さまはどのような気持ちでお過ごしでしょうか?
暖かい日差しが見えてきて心温まることもあり、まだまだ寒い風が吹くと暖かさを恋しく思うこともあるかと思います。
私は春から夏にかけての時期がとても好きで、暖かくなっていくのをとても待ちどおしく思いながら日々過ごしています。
また春の出来事と聞かれれば、何を思いつきますか?
私はやはり別れと出会い、卒業と入学という大きな行事です。
そう思いつく方も少なくはないと思います。
というのも、私の娘もこの春幼稚園を卒園し小学校に入学することになりました。
つい先日、3年間通った幼稚園の卒園式を迎え、幼稚園生活の楽しかったことや小さかった頃からの成長ぶりを思い出しながら娘の卒園姿を見守っていた自分の目からは、大粒の涙がとめどなく流れていました。
そんな私の泣き顔を見た娘は‘パパ泣いてる~’と大きな声で…
親の心子知らず、とはまさにこのことでしょうか?
そんなちょっぴり生意気に、そして色々な面でしっかりとしてきた娘を見ていると、本当に子供の成長の早さを感じます。
産まれてからの6年間、日々成長していく娘には本当に驚かされ励まされ、そして元気を一杯もらってきました。
しかしながら親として一人の大人として自分が成長していないことを恥ずかしく思うことが多くなり、このまま本当に恥ずかしい親になってしまわないだろうか、といった不安や焦りを感じることがあります。
春、暖かくなり、年度もかわり、娘も小学校になり、いろいろな面で気持ちを引き締めるいい機会と考え、ひとつひとつの物事を真摯に受け止め、学び、一人の親として一人の大人として自らを成長させていくことを目標にしようと思っています。
皆様も春に向け、何か目標を持って迎えるのはいかがでしょうか?

投稿者放射線主任 藤川 大作
「ランニング」 永田 直樹
2016年03月10日
三月も中旬になると、雪も溶けてだいぶ歩きやすくなってきました。外出することがますます楽しくなる季節ですが、自分にとってはランニングを始める季節でもあります。自宅周りの周回コースから始めて、だんだんと走る距離を伸ばしていきます。お気に入りのコースは豊平川河川敷コースです。このコースは冬の間は排雪場になっていますが、毎年5月5日に行われる大会に合わせて除雪され、それ以降使えるようになります。気候も良くなり、走るのにとても気持ちの良いコースです。ここで練習をして、今年は函館で行われる大会に参加したいと考えています。無事に走り切れると良いのですが。ところで、走りながら感じることがあります。ランニングをする人にはおじさんか若い女性の割合が多いような気がしています。誰かこの仮説を検証してもらえませんか?

投稿者ME室副主任 永田 直樹
「ツナグ」 高橋 秀聡
2016年03月03日
薬剤師の高橋と申します。

高校生くらいまでは吉川栄治の三国志から始まって司馬遼太郎などの歴史関係の小説が好きで同じようなジャンルの本ばかり読んでいましたが。最近になって、本を読むことで何か得られるものがあればと思い、意識して今まで読まなかったジャンルの本も読んでみようと思っています。
最近読んで心に残っている本の中に辻村深月さんのツナグという本があります。
映画にもなっているのでご存じの方も多いと思いますが、生きている人と死んでいる人を会わせる事が出来る使者(ツナグ)を中心に様々な物語が展開されます。
ツナグを使って何回でも会う事が出来るわけではなく、生きている人はツナグを一回しか使う事が出来ないし、死んでいる人も会いたいというオファーを一回しか受ける事が出来ません。そして死んでいる人はオファーが来ない可能性もあります。
私は薬剤師として投薬の際や病棟での服薬指導の際患者様と接する機会がありますが、多忙な業務の中どうしても一つ一つの接点が薄くなってしまっているなと感じる事があります。
ツナグを読んで、今まで以上に一つ一つの出会いを大切にし、短くても丁寧にそして患者様から少しでも良い印象を持ってもらえるよう頑張りたいと考えています。
患者様、そして一緒に働く職場の人たち。私と出会った人にとって私との出会いが少しでもプラスの意味で良い出会いになる事を切に願います。

投稿者薬局副主任 高橋 秀聡
「私のバレンタインデー!!」
2016年02月17日
私は臨床検査室に所属しております、和田と申します。今回、リレーエッセイの順番が私に回ってきて、何をテーマに書こうか色々と考えておりましたが、エッセイの締め切りが2/16ということで、2日前のバレンタインデーをテーマに書かせていただきます。

バレンタインデーですが、物心ついた時からいい思い出がなく、一年の中で最も嫌いな一日でありました。と申しますのも皆様のご想像通り、気持ちを込められたチョコレートを貰ったことが殆んどないこと、親からは「誰かから貰ったぁーー??」と毎年冷やかされため、いつも部屋に籠っていたこと、また、モテないくせに、「ひょっとすると翌日にチョコレートが入っているのかな??」と淡い期待を抱きながら登校し、下駄箱や机の中をくまなく見たのち、何も入ってなく打ちのめされたことなど、おそらくモテない男子は誰もが僕と同じ行動や思いを抱いた事が一度や二度はあるのではないでしょうか?? (モテてる人には解らないでしょうね…笑)

そんな私の今年のバレンタインデーは今までと違い、すごく待ち遠しい一日でした。それは私のお気に入りのライブが2/14・15と2daysで行われたのです。そのグループは今年の夏で活動休止になるとの事でライブは両日とも大盛況…!!飲んで、踊ってと、とても盛り上がって二日間が過ぎました。ただ、そんな二日間を一緒に行った相手は同じ病院の医事課のH君で、やはりこの日は僕にとって女性と縁の遠い日だなとつくづく感じました…(ただし、H君と行けたことはすごく楽しかったでーーす!!)

 来年はどんなバレンタインデーになるか、色々想像しながら、また一年健康で何事もなく過ごせていけたらなと思います。
 
P.S. バレンタインデー2日経った現在も淡い期待を抱き中な私、モテない男はいくつになっても変わらないですね…

投稿者検査室副技師長 和田 直樹
「プール」 井部 光滋
2016年02月10日
私は小学2年生からの3年間、プールに通っていた。
それから20年経過した昨年の春。
体調を崩しやすいため、体を強くしたいという単純な考えで
プールを習い始めた。
ちょうど4歳の息子も、風邪をよくひくので私と同時にプール教室に申し込んだ。
私は3か月でバタフライを25m泳ぐことを目標とするレベルを選択した。

教室開講初日。
メンバーはどうみても自分よりも年上の方々ばかりで、
皆さんとても仲がよさそうであった。
新入りの自分は、少し居場所がない感じであった。
さて、プールに入り一発目の先生の言葉。
「じゃ、アップ。まず25m×4本」と。
私は唖然とした。20年のブランクで、いきなり100mはきつい。
がむしゃらに手足を動かし、皆に必死で追いつくのが精一杯であった。
教室終了後、全身の重力を下半身に感じ、本気でしばらく歩けなかった。

それから、半年間継続した。
バタフライも何とか形になるまでになった。
毎週、トータルで1000mも泳げるようになった。
そして昨年の冬、冬場は仕事が忙しくなるため一旦休止することにした。
また今年、時間があれば再開したいと思うが、
慣れるまでにとても大変であり、ためらってしまう。

今は、毎週息子が泳ぐ姿をプールサイドから見学している。
まだ水に顔を十分につけることができず、息子よりも小さな子たちが
どんどん進級していく状況。
お風呂で、顔をつける練習を毎日やっている。
さて、次の進級テストはどうだろうか。

そんな頑張っている息子の姿を見ていると、
私も今年の夏、また一緒に頑張ろうかなと思う。

投稿者リハビリセンター主任 井部 光滋