「『第九』の季節」 樋口 千恵
2016年12月14日
今年もあと半月となり、例年通り忙しい日々を実感しています。そんな中、年末の日本の風物詩「第九」=ベートーヴェンの交響曲第9番の季節です。毎年12月、日本中どこかでほぼ毎日この曲が聴こえる計算になるそうです。
しかしこの年末の風物詩、わが国だけの現象のようです。

先日、念願だった札幌交響楽団の生の「第九」の演奏を聴いてきました。実は生で聴くのは今回が初めてで、過去を振り返ってみても1時間以上のこの長い曲をまともに聴いたことはなく、クラシック好きとしては劣等生だったと思います。

きっかけはこの夏、私の夢の1つ「札響の定期会員になること」が叶ったことです。
仕事を辞めてから実現するかと半ば諦めていましたが日程が私の予定と見事に一致し、毎月中島公園に通っています。その流れに便乗し第九を聴くことができました。歓喜の歌と言われる通り、聴き終わったあとの感激・感動といったら言葉になりません。これほどまでに元気になれる曲をなぜもっと早く聴かなかったのか後悔しました。

ここで私の夢が1つ追加…「いつか第九を歌いたい」
さすがにオーケストラと共演する合唱団は考えられませんが、この時期お風呂場で気持よく口ずさめるようになりたいと思いました。今の世の中ネット検索で簡単にドイツ語のカタカナ読みが出てきますね。来年に向けて頑張ります。

投稿者資材課係長 樋口 千恵
「思い出すことなど」 岡部 幸男
2016年12月07日
私は本を読むことが好きで、絵本から児童書、古典、ライトノベル、近代小説まで様々なジャンルのものを読みます。就職するまでは沢山の本を読むことができましたが、働いているとなかなか読書の時間が取れない悩みを抱えています。他の読書好きの方も同じ悩みをお持ちだと思います。

在宅訪問を担当させて頂いていた20年ほど前、訪問させていただいた患者様と読書の話になり、「私も若い頃は本が好きだったけれど、仕事や子育て、夫の介護など、忙しくてなかなか時間が取れなかった。全て終わって思う存分、本が読めるようなったと思ったら、目は悪くなっているし、腰も痛いしで、結局読める状態ではなかった。若いうちに時間を作って、読むようにした方がいいですよ。」と助言を頂きました。

そして今、子育てが少し落ち着いて、以前よりは時間がつくれるようになりました。しかし、患者様に教えて頂いた通り、近眼と老眼で目は疲れるし、腰は痛いしで1時間以上の読書ができなくなってしまいました。毎回読書をするたびに、在宅訪問時に頂いた助言を思い出しながらも、短い時間でそれなりの読書を楽しんでいます。若い読書好きの皆さん、本を読むなら若いうちに沢山読みましょう。

投稿者副薬局長 岡部 幸男
「買い替えどき」 笹井 拓人
2016年11月16日
放射線技師の笹井と申します。 よろしくお願い致します。

突然ですが先月、車を購入しました。TOYOTAのミニバン、エスクァイアです。前の車はホンダのインテグラという3ドア車で13年間乗りました。大事に乗りましたがさすがに古くなりました。買い替えの時期がきたと言う感じです。イタミが出てきたという事もありますが、買い替えの最大の理由は家族のためです。

家族と言うより、子供のためでしょうか。長男が5才になりいろいろな場面で後部座席とトランクを利用する機会が増えました。ある程度の大きさがあり〔ミニバン〕、維持費を抑えられる事〔2リットル、 5ナンバーサイズ〕で検討しデザイン面で妻が気に入った為、エスクァイアに決定しました 。春は釣り、夏はキャンプ、冬はスキー、幼稚園の送り迎え等々。これからどんどん活躍してくれるでしょう。

一生乗ることになるかもしれないので、自分自身の身体共々大事に乗っていきたいと思います。宜しくクルマ君。

投稿者放射線科副主任 笹井 拓人
「今年はいろいろと・・・」 日笠 健治
2016年11月09日
私は事務部門の総務課に所属しています、日笠と申します。
今年で入職して16年目になります。しかも自分の担当週にめでたく誕生日でした。

テーマは自由とのことですので、ほんの少し今年の私の思い出を語りたいと思います。
今年の夏休みは私的にわりと活発的に過ごした感じが致します。その中の一つに、今年初めて石狩新港で行われましたRISING SUN ROCK FESTIVAL 2016 in EZOに行ったことが挙げられます。
自分には無縁だと思っていたイベントでした。今年行ってみたら思っていたより楽しく、当初は1日しか行かない予定だったのですが、終わってみたらその日の夜に翌日のチケットを買っていました。以外に好きだったのかもしれません。

そしてもうひとつは10月に家族旅行に行ったことです。両親と弟夫婦と姪っ子と自分で行きました。場所は東京観光とディズニーランドです。まさかこの年齢になって家族旅行、しかも道外に行くとは思っていませんでした。ただ、両親も動けるうちにみんなで旅行に行きたいという希望もありました。基本的に自分は東京が好きではないので旅行に行くこともなく実際遊びに行ったのは高校の修学旅行以来で、ディズニーランドへ行ったのは小学生のとき以来です。全く興味がないところでしたが、今年は家族旅行のおかげで行くことができました。
何かきっかけが無いとなかなか行動できない自分です。

投稿者総務課主任 日笠 健治
「星の数」 吉原 聡
2016年10月26日
わたし達が住む地球は太陽系に属しています。太陽系は銀河系に含まれ、その銀河系には2000億個の星が存在し、宇宙全体にはその銀河が1000億個あるといわれています。星の数はまさに天文学的な数といえます。

天文学的な数といえば、情報通信技術が高度に発達した現代、わたしたちはものすごい量の情報、まさに星の数ほどの情報と繋がって生活しています。ほんの何十年前は、地球の裏側で起きた事象をTVなどの一部のメディアでしか知ることが出来ませんでした。インターネットの元祖は米軍の情報通信網だそうですが、インターネットはわたし達の生活を劇的に変化させました。冒頭のくだりもGoogle先生にお教えいただいたものです。

私もインターネットをたくさん利用していますが、とりわけ、ネットショッピングは頻繁に利用しています。ネットショッピングの便利なところは、わざわざ、お店に行かなくても、マウスのクリックで注文でき、数日後には自宅で受け取ることが出来るところでしょう。ただし、リピート購入や実際に商品を手に取る機会があれば、その商品がどんなものか情報がインプットされているため、注文ボタンを躊躇なくクリック出来るのですが、未知の品物をネット購入する場合はそうは行きません。そんな場合に参考になるのが、他の人の評価、いわゆる「レビュー」です。通販サイトの品物に対する評価や、飲食店の評価を集約したサイトなど、それらの情報は、商品やお店を選択する際の材料となり、そしてそのレビューもまた、わたし達の日常に星の数ほど溢れています。

ただ、最近そのレビューを頼りにしすぎている自分を危惧しています。
レビューの先入観で映画をみたり、食事をしたり、本を読んだり。購入して失敗したくないと、おそらく同じ趣向を持つであろう、レビュアーの感想をあさり、CDや映画、小説を購入、この本はレビューが良かったのだから面白くて当たり前だという、先入観をもって読む本から導き出される感想は、自分の血や肉となりづらく、あまり健全とはいえないと考えるようになりました。失敗から学ぶことも大切です。

情報端末以外の様々なモノがインターネットに繋がり、それらが集約され、効率化をもたらす、いわゆるIoT(Internet of Things)。わたしたちの生活が根底から変わる時代がもうすぐ来そうです。

「星の数」に惑わされない生き方をしたいものですが、ある程度の失敗にも寛大な環境を手に入れるには、それ相応の労力が必要です。

http://Google.co.jp 「妻が喜ぶプレゼント ベスト5」 Enter

投稿者総務課長補佐 吉原 聡