「北海道胆振東部地震を振り返って」 工藤 萌絵未
2018年11月06日
平成30年9月6日に北海道胆振東部地震が起きてからちょうど2ヶ月が経過しました。

道内全停電(ブラックアウト)が発生し復旧まで長期間要した地域もあったかと思います。幸い当院では他地域より早めに電気が復旧しましたが、復旧するまでの間は本当に不安で仕方ありませんでした。

しかしその中でも救いに感じていたのは、病院には患者様に提供できる食糧が比較的多く担保されていたことです。当院では安心安全な食事提供を行うためにニュークックチルシステム(食事の個別再加熱システム)をとり入れています。
このシステムでは調理から喫食日まで最大5日間チルド保存したあと、盛り付けし専用カートで再加熱します。この度の震災時は、厨房の調理機器が殆ど使用できなくなっている中、チルド保存してある冷蔵機器が無事だった為、冷たい状態での提供とはなりましたが安心安全な食事提供を行うことができたと思います。

もちろん、非常時のマニュアル等まだまだ整備しなければいけないことや、準備しなければいけないものも沢山ありますが、今回の経験を生かして今後も安全でおいしい食事の提供ができるよう栄養管理室一同頑張っていきたいです。

投稿者栄養管理室 主任 工藤 萌絵未
「きゅうり」 鈴木 研二
2018年10月03日
 毎年、家庭菜園でトマトを植えていて、今年もそこそこ実がついたが、だんだん慣れてきてしまったので、あまり感動がない。
とりあえずトマトを植えておけば外れ知らずなのだが、
今までの戦績では、なす× いちご× さつまいも○ 枝豆○ スイカ×
大体5月~頃から植えて9月頃に結果がでる感じだと年に一回しか試せないので、さて今年は何を植えてみようか?と非常に迷う。手間いらずで、おいしくて、たくさんなるやつ!
うり系は育てやすいという風のうわさを当てに、今年はきゅうりに挑戦してみました。
最初の1~2ヶ月全然成長しなかったものの、急にヒゲをのばして、支柱に絡みつき、
ズイズイと成長を始め、黄色い花が咲いて、あれ?実がなってる。まだ小指ほどもない。
そしてここからがすごい。昨晩小指ほどのきゅうりがうわっ でかっ!ってほど大きくなっている。
一晩でそんなおおきくなる~?ってぐらい大きくなる。
そして次の日も、そして次の日もでか!と。その実の成長速度の早さには非常に驚きました、実がなってから4~5日くらいで収穫目安の20cmくらいまで到達し、立派なきゅうりになりました!
 きゅうりはトゲが生えてるんですね、発見です。今年きゅうりはボクに新しい感動をくれました、そしてとれたてのきゅうりにみそをつけて、ボキャっとやる娘の顔を見て来年も作ろっかと思うのでした。

投稿者放射線副主任 鈴木 研二
「化石発掘の旅」 宮越 貴之
2018年09月26日
平成30年北海道胆振東部地震により、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

さて話は変わりますが、6月のとある日曜日の早朝に札幌を出発し、集合場所目指し、そこから目的地へ向かうことバスに乗り20分、そこから非常に歩きにくい道を徒歩にて30分で目的地に到着。その目的とは、「化石を発掘」することである。
その発掘をする場所は、実際に水の流れている川底である。
その川は、不思議なことに通常とは逆の川を下流から上流へと上ることによって数百万年前から数千万年前の時代へタイムスリップすることができる。川岸を一歩上流に向かって歩くことによって数百年から数千年を過去へ遡っていくことができるという何とも言葉に表しようのない体験をすることができる場所である。今回は、下流から少し上ったところにある300~600万年前に生息していたホタテ貝の仲間の「タカハシホタテ」の化石発掘である。現代のホタテに比べると格段に大きく、片方が膨らんでいる2枚貝である。
いざ発掘とは言うものの何をどこを掘り出すべきなのか皆目見当がつかない。
そこにあるのかどうかわからないくらいの痕跡を見つけて発掘開始。貝が見えてくるまで一苦労、そこからさらに全体がわかるようになるまで一苦労。一つの貝の発掘に長い時間をかけてやっと発掘!実際に手に取ってみるとこれが「何百万年前に本当に生きていた」そう考えるだけで感動もひとしお。それと同時に次こそは、二枚貝の形のまま、もっと別な貝や植物、さらにいつかは、カイギュウやクビナガリュウの化石発掘をと思いを馳せる一日であった。

たまには、鬱蒼とした現代を離れて、太古のロマンに浸ってみてはいかがでしょうか。

投稿者薬局長 宮越 貴之
「A Whole New World」 北村 雄治
2018年09月19日
このエッセイを作ったのが北海道胆振東部地震の停電からライフラインが復旧した後でした。日常の事が当たり前に出来ることに感謝し、被災地の復興がいち早く進むことを願います。

タイトルの曲ですが私が一番好きなディズニーの映画「アラジン」の中で出てくる曲です。意味は「全く新しい世界」でアラン・メイケン作曲、ティム・ランスの作詞、王子に変装しているアラジンがジャスミンと魔法の絨毯で世界中を見に行く場面で流れている楽曲です。ピーポ・ブライソンとレジーナ・ベルのデュエット版や山崎育三郎さんと新妻聖子さんのデュエット版など多くの方が歌っています。

私は三人兄弟の次男で兄と妹がいます。両親が妹にディズニーのビデオ(当時DVDやブルーレイはまだ存在していなかった)を買い、一緒に見たのがこの曲との最初の出会いでした。その当時は映画の中の一楽曲に過ぎませんでした。
この楽曲をディズニーで一番好きになったのはここ1.2年の間です、妻に出会い結婚式で使う曲を探している時にふと、この曲を思い出しました。

インターネットで内容を調べたり、曲を聴きました。その時、子供の時には考えもつかなかったこと、なぜこの曲がアラジンとジャスミンが魔法の絨毯で世界を見に行くシーンに使われたのか、また曲のタイトルがなぜ「A Whole New World」だったのかを理解し、この曲が結婚式の大事な場面、キャンドルサービスのメインキャンドル点灯の時に流れている様子が頭に浮かび実際に使いました。

妻と出会ってからは住んでいる世界は同じなのに生活一つ一つが「全く新しい世界」で日々楽しく生活を送っています。そしてあと数ヶ月後にはまた「全く新しい世界」を私に与えてくれる娘が生まれてくる予定です。数年後、親子3人で夢と魔法の国に行くのが現在我が家の目標になっています。

投稿者管理栄養室 副主任 北村 雄治
「趣味」 高橋 秀聡
2018年08月29日
こんにちは。薬局の高橋です。

趣味って何なのかなって考える事がよくあります。
私の趣味は6年くらい前から始めたテニスで、休みの日はほぼテニスの練習か試合に出ています。
趣味を始める動機は健康維持の為であったり日々のストレス解消の為であったり、コミュニケーションを増やすためであったり様々あると思います。

Wikipediaには
趣味(しゅみ)は
人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。道楽。
とあります。

私の場合、テニスの練習をしても中々上手くならなかったり、練習のしすぎで体が痛くなったり、試合に出ても負けてストレスたまったりと微妙です。

ある人が言った「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」という言葉は私の趣味に対して考えとぴったりです。仕事は大変でも辞められないけど趣味は嫌だって思ったら辞めればいいし、真剣になれないなら辞めればいいかなと。

こんな事をグダグダと書きましたが、今当院の中でテニス同好会を作ろうという動きがあります。テニスを始める事で普段人見知りの私でも仲間が増え、職場でもテニスのつながりが出来る事に幸せを感じていますし、趣味を真剣に取り組んできた結果、職場でのつながりも増え仕事にもプラスになっているのかなと思っています。
これからも仕事を頑張る為に趣味も真剣に取り組んでいこうと思っています。

これからいつか職場の人と団体戦にでたいと考えています。
もし私たちと対戦することがあったらお手柔らかにお願い致します。

投稿者薬局副主任 高橋 秀聡