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専門外来のご紹介

当院では鼠径ヘルニアの手術治療に力を入れています。鼠径ヘルニアで困っている方は意外に多く、多くの患者様が手術治療を受けており、中には90歳以上の方もいらっしゃいます。最近他の疾患でも行われている腹腔鏡手術を導入しております。

鼠径ヘルニアとは・・・

いわゆる「脱腸」のことで、立った時やおなかに力がはいる時に、図のように膨らむ病気であり、その中身は多くの場合は「腸」です。通常はやわらかく、手で押さえると引っ込みます。

ところが急にかたくなり、押さえても戻らなくなることがあり、これを「かんとん」といいます。この状態は腸が締めつけられているために腸が壊死する可能性があり、緊急で手術が必要になることもあります。

かんとんはいつ起こると予測はできません。かんとんとなれば緊急の状態であり、あなたの都合はきいてられません。このため、こうならないためにあらかじめ手術で治療しておきましょうとなることが多いです。

ヘルニアの手術ではヘルニアの出口を写真のようなメッシュでふさぎます

腔鏡下鼠径部ヘルニア手術を導入しております!!

臍と左右の下腹部の合計3カ所に1cm程度の小さなキズのみ

腹腔鏡下鼠径部ヘルニア手術の利点と欠点

〈利点〉

傷あとが小さく痛みが少ない
入院期間が短い。(2日から3日程度)

日常生活に早く戻れる
ヘルニア発生部位が左右の2ケ所にあっても同時に治療できる

〈欠点〉

従来法と比較すると手術時間が長くかかる
費用が従来法より高くなるが、高額療養費制度の支給申請をできる場合がある

従来法(鼠径法)

鼠径部に約6cmの切開をし、ヘルニアの出口を図ようにメッシュでふさぎます。

従来法の手術は部位的に術後の痛みが強めですので当院では3-5日の入院をおすすめしております。

平成28年度手術実績

鼠径部ヘルニア手術件数 110件
内訳腹腔鏡手術 103件
従来法(鼠径法) 7件