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「秋になると」 

投稿日時:2014年11月11日 11:09 火曜日

 季節の中で、一番好きなのが秋です。紅葉がきれいだったり、とても空気が澄んでいるような気がします。毎年秋は、鮭を釣りに行きます。というか、どちらかと言うと、釣っているのを見ていることが多かったりします。
特に今年は、本当に寒いのと、体力が続かなくて、みんなが釣っているのを見ていました。初秋の鮭は、銀色光っていて、とてもきれいです。多分熊なら、パクッと噛みたくなるくらいの誘惑にかられてしまいます。でも、晩秋になると黒くなって疲れている感じすらします。なんか、すごくいっぱい旅をして、子供たちのために頑張ったのに…って考えてしまいます。
恩返しってわかりますか?子供は親にいっぱい世話になって、それを返したいと思うんですが、あまりに大きすぎて、簡単に返すことができません。だから親に返す代わりに、自分の子供を愛してあげるんだって、なんかで読んだフレーズの様に思います。
でも、とても素敵なことだと思いませんか?黒い鮭を見ると何か思い出してしまいます。
人に恩をもらうことは、親でも、職場でも、恋人でも、友人でも、色々な場面であります。その場面・場面で、恩返しを考えたりしてますか?人間は誰でも、無意識に慈愛に満ちた気持ちや守ること、敬愛の気持ちなどを持っています。人間関係が希薄と言われている今だからこそ、そんな気持ちが大切なのかもしれません。

 とはいえ、「今年こそは、大きな鮭を釣りたい」と考えています。毎年毎年考えていますが、気づくと、車にこもっています。来年は、写真付きで、鮭のエッセイが書けるように、がんばります。秋になったら、応援お願いします。

5階西病棟 師長 吉田圭緒

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