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「私の職場の愛すべき人たち」 2階産婦人科病棟主任 澤田 和美

投稿日時:2011年12月27日 08:59 火曜日

大震災以後ディズニーランドの「コンセプト教育」が注目を浴びています。
“マニュアル通りにしか動けない『指示待ち』な仕事ぶり”は問題だろう、という時代の流れでしょうか。
そこで、私の職場で行われてきた、マニュアルのどこにもない人情味あるケアをちょっとだけご紹介します。
「そうめんだったら食べられそう」というがんの患者様に朝から自宅でそうめんを茹で持参する人、夜中におなかが空いたという陣痛真っ最中の産婦がいれば自分の晩御飯を提供しはげます人、残業という枠をこえてお産を見届けようとする人など、四角四面に考えれば「食中毒が起こったらどうするの」「労働基準法違反」として、どれもおすすめできることではありません。それでも、人と向き合い、自分で考え、「困っている人に自分はなにができるか、自分だったらどうされたいか」を考えた末の行動だと思うから、誰にも非難されないし、優れた対応として心温まる思いになるのだと思います。
看護の喜びのうち、「誰かの役にちょっと立てた」ということが多分にあって、難しい知識がなくてもできることはたくさんあります。私の職場には、そんな看護マインドを溢れるほどに持っている愛すべき人たちがたくさんいます。「1人目のお産ではお世話になったわ。2人目もぜひあなたに」と言われたくてたまらない助産師だらけです。開業していない身(2交代勤務)としてはなかなかお約束できないことではありますが、できるだけお産する方と担当助産師の気持ちを尊重しようとスタッフ皆が思っています。
「この人」って紹介にはなりませんでしたが、みんな愛おしいスタッフなんです。

今年もありがとうございました。
皆様に良い年が訪れ、たくさんの新しい命に出会えることをお祈りいたします。


投稿者:2階産婦人科病棟主任 澤田 和美

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