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「私が看護師を目指した理由」 産婦人科病棟主任 澤田 和美

投稿日時:2011年8月9日 08:03 火曜日

それは私の母が看護婦だったからです。
私は世話好きでもなく、キャンディキャンディにも憧れませんでした。
現実的ですぐに損得を考えてしまうような人間です。
昔からそうだったのだと思います。
「人に依存しない堅実な生き方をしたい。資格がほしい」と思っていました。そんな子供が思いつく仕事は看護婦か教師しかなく、さらに「転勤を命じられる教師より自分で職場を選ぶことのできる看護婦がいい。自分や家族が病気になったり死んでいくとき、医療の知識があると役に立つから看護婦のほうがいいな」と10歳の時思いました。ただ、どんな働き方をしたい、どんな看護婦になりたいという中身はまったくなかったように思います。
とりあえずの目標が定まってからは、必要な勉強をするだけの10代でした。
その間も、私の母は、子供のため、親のために働き方を変えながら、結局60歳まで准看護婦として働いていました。自分の母親(私の祖母)が弱ると、地方から呼び寄せ、高度な医療を必要とするまで自宅で介護していました。女の生き方として導きとなっているといつも感じます。その姿を見続けたことで、思いは揺るぐことなく、迷わず看護師になれました。勢いで助産免許も取ってしまいました。
どんな助産師になろうかと悩むようになったのは就職してしばらくしてからのことでしたが、働き続ける中で少しずつ自分のありようが見えてきた、今日この頃です。

投稿者:産婦人科病棟主任 澤田 和美

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