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「私が看護師を目指した理由」 6階病棟副主任 成田 香織

投稿日時:2011年7月12日 10:53 火曜日

看護師になった理由ですね。
困ったことに、あまり威張って言える理由はないんです。元々深く考えて行動する性格でもなく、看護師になると決めた時も、自分で振り返っても呆れる浅慮ぶりでした。
私がいた高校は9割が大学に進む進学校で、一年生の頃から進学先を見据えた単位選択をしなければいけませんでした。どんな職業に就きたいかを考えて進学先を決めるのが理想だと思いますが、学力を上げて少しでも有名な大学に入ることを第一に考える、そんな高校でした。猛勉強の末に進学したと言えるとかっこいいのですが、私は勉強嫌いの怠け者で、高校生活よりもアルバイト先の大人と話している方が楽しいという、ダメダメな受験生だったのです。3年生の夏頃までアルバイト三昧で過ごし、三者面談で進学先を三つ(三つも!)挙げなくてはいけなくなって、やっと将来の仕事を考えたのでした。
そして看護師になる大学を選んだのですが、理由は手に職がつく所が良いと思ったからでした。当時は既に良い大学を出たからといって良い職場に就けるとは限らない世情でしたから、仕事の能力が身について、就職先に困ることもない所が良いと考えたのです。計画的に単位を取っていなくて、看護系の学校では生物選択が有利なのに物理を取っていたり、勉強もかなり足りていなくて大慌ての受験でした。無事に進学できたのはラッキーでしたね。

お恥ずかしい経緯で看護師になった私ですが、たぶん選択は間違っていなかったと思っています。自分が頑張れば良いものを提供出来ますし、基本的に人に感謝して頂ける仕事です。こんな言い方だと偉そうですが、周りのスタッフは面白い人ばかりです。苦労も多いですが、良い仕事です。
看護部のリレーエッセーを見ているのは、これからこの病院に就職するかもしれない看護師の卵が多いのかなと思います。
不純な動機でもいいと思いますよ。看護師として働き始めたら、一生懸命にならざるを得ません。やりがいも、楽しさも、私は感じられています。

投稿者:6階病棟副主任 成田 香織

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