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アレルギー科

診療科の紹介

小児科・アレルギー科について
診察時間・場所
アトピー性皮膚炎
気管支喘息
食物アレルギー
薬物アレルギー
ハチアレルギー
アナフィラキシー
幼稚園・保育園の対応について


“One Day, All Children”
“いつか、すべての子供たちに”

Wendy Kopp
ウェンディ・コップ



【小児科・アレルギー科(小児・成人)について】
当科では、年間約6500~7000人の患者様が受診されます。
スタンダードな検査・治療・説明を希望される方が対象です。
当科で行うのは、各アレルギー疾患治療ガイドラインを基本としたスタンダードな治療です。
アレルギーが生活の中心になるのではなく、生活スタイルにアレルギーを合わせる方針としています。
スポーツ選手や楽器演奏者の方は、試合・練習日程なども含めてご相談下さい。


【紹介状をお持ちでない新規患者様】
新規患者様の受け付け方法:完全予約制です。小児・成人ともお電話にてご予約ください。

平日 9:00~17:00  病院代表TEL 011-890-1110

かかりつけ患者様の急な症状は、随時受診可能です。
必ず、お電話にて担当医が在院しているかご確認ください。



【紹介状をお持ちの新規患者様】
現在当科は大変混雑しており、かかりつけ患者様の受診も日によって難しくなっている状態です。このため、他院通院中で、紹介状をお持ちの患者様は、必ずかかりつけ医と当科担当医での相談をさせて頂くことになりました。
紹介状をお持ちであり、かかりつけ医から直接のご連絡のない患者様はお受けできませんので、かかりつけ医とご相談頂きますようお願い申し上げます。
新規患者様の受け入れを中止せず、かかりつけ患者様の健康を守るためです。
ご理解のほど、よろしくお願い致します。


【対象疾患】
・アトピー性皮膚炎
・気管支喘息
・食物アレルギー
・薬物アレルギー
・ハチアレルギーを含む動物アレルギー
・アレルギー性鼻炎
・アナフィラキシー時の救急対応

など

【診察時間・場所】
かかりつけ患者様の予約外受診を除き完全予約制です。

新患の患者様におかれましては、初回のみ受診時間が決まっています。
かかりつけ患者様の急な症状の場合には随時受診可能です。受診前にご連絡下さい。

セクション12 形成外来兼用
月:13時から16時45分(完全予約制、かかりつけ予約外受診除く)
火:9時から16時45分(完全予約制、かかりつけ予約外受診除く)
水:13時から16時45分(完全予約制、かかりつけ予約外受診除く)
木:9時から16時45分(完全予約制、かかりつけ予約外受診除く)
土:9時から11時45分(完全予約制、かかりつけ予約外受診除く)
月、水:午前中検査日

外来日・時間は月により変更になります。

ご予約・ご相談をご希望の方は当院代表電話までお電話ください。
  病院代表TEL 011-890-1110



【各疾患の検査・治療について】

【アトピー性皮膚炎】
当院ではステロイドを使用した標準的な治療(参考ページ)を行い、湿疹が全くないtight controlを目指しています。

標準治療ではないステロイドを使用しない脱ステロイド療法や保険外治療などは一切行っておりませんが、ステロイドを使用した標準治療が必要な医学的理由はご説明させて頂いておりますので、脱ステロイド施行中またはステロイドに恐怖心をお持ちの方は予約時にお話しください。乳児の場合には重症化させないために早期治療介入、重症度により入院が必要です。入院の場合には日帰りスキンケア、2泊3日(中等症~重症の乳児・小児、中等症以上の成人)、1週間~1か月単位(最重症の小児~重症の成人)があります。

参考資料
・アトピー性皮膚炎について一緒に考えましょう
・食物アレルギーとアトピー性皮膚炎
・ぜん息悪化予防のための小児アトピー性皮膚炎ハンドブック
・アトピー性皮膚炎で用いられる薬についてご質問がある方(一般向けQ&A)

For English
・Eczema in children
・Atopic dermatitis


【気管支喘息】
ガイドラインを順守し、年齢や性格、日常生活に合わせた標準的な治療を行っています。
当科では気管支喘息をコントロールするための毎日の定期吸入は、ネブライザーではなくスペーサー(吸入補助器具)を使用しています。詳細はお尋ね下さい。気管支喘息運動誘発試験などは原則日帰り検査となります。

・抗体製剤(ゾレア・ヌーカラ)について
現在約15人の患者様が治療されております。高用量の吸入ステロイド薬に加えて複数の喘息治療薬を併用しても、喘息症状がコントロールできない患者様が適応となります。紹介状をお持ちの方以外は、当院で再度気管支喘息の重症度と治療内容を評価させて頂いてから適応を判断させて頂きます。

・ゾレアについて
・xolair

参考資料
※以下、一部リンク先で映像と音声が流れることがあります。
・ここが知りたい 小児ぜん息Q&A(気管支喘息の基本的な考え方)
・セルフケアのための小児ぜん息治療薬吸入実践テキスト(正しい吸入の仕方、器具使用)
・小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2012(治療薬の決め方、増量の基本的ルール)
・ただしい吸入方法を身につけよう(正しい各種吸入方法の動画)

For English
・ABCs of Asthma and Allergies in Children
・Asthma
・Asthma in children
・Asthma how-to: How to use an inhaler with a spacer and mouthpiece


【食物アレルギー】
診断には十分な問診と症状の判別が必要になり、加えて採血や皮膚テストを参考に診断していきます。食物経口負荷試験はもっとも信頼性の高い食物アレルギー検査です。負荷試験には外来で行う場合と病室(日帰り)にて行う場合があり、重症度に応じて選択となります。症状が重篤になる可能性のある場合には、病棟の病室を使用します(このため形として日帰り入院になります)。検査は9:00開始、14~15:00くらいに帰宅となりますが、症状が出た場合にはこの限りではありません。運動誘発試験は原則日帰り検査となります。

食物経口負荷試験の目的
1.食物アレルギーの確定診断
2.耐性獲得の診断(除去されていた食物が食せるようになったかどうか)
3.誘発症状リスクの評価(症状がでる閾値を決める)
4.免疫療法開始前の開始用量決め

当科では2016年度負荷試験人数:外来約500人、入院約80人です。

食物アレルギーに対する経口免疫療法を行っていますが、治療が年単位になります。詳細はご相談ください。


アトピー性皮膚炎をお持ちの場合には、アトピー性皮膚炎の治療を優先し(食物アレルギー診療ガイドライン)湿疹が全くない状態になってから、食物アレルギーの検査をすすめていきます。特に乳幼児の方はアトピー性皮膚炎の治療を優先し、湿疹がない状態でないと全ての検査が困難です。当院では、アトピー性皮膚炎合併食物アレルギーの場合、アトピー性皮膚炎の治療を行わない食物アレルギーだけの加療は困難です。

かかりつけ医がおり、アナフィラキシー時の搬送希望される方はかかりつけ医師からの紹介状を持ってご受診ください。

※皮膚テスト(プリックテスト、パッチテスト)
・Skin prick test: Young children
・Skin Prick Testing - Allergy Diagnosis
・Patch Test

参考資料
・日本小児アレルギー学会:食物アレルギー診療ガイドライン2012 ダイジェスト版
・ぜん息予防のためのよくわかる食物アレルギーの基礎知識2012年改訂版
・妊娠中で、お子様の食物アレルギーが心配な方へ
・学校での食物アレルギー・アナフィラキシー
・一般向けエピペンの適応

For English
・Food Allergies
・Food Allergies in children
・Diagnosing Food Allergies -- Food Challenges(National Jewish Health)


【アレルギー性鼻炎】
大きくは通年生と季節性(花粉症)に分かれます。北海道で問題になるのは多くの場合ダニが原因によるもの、花粉症ではシラカンバ、カモガヤ、オオアワガエリなどです。
どちらも免疫療法(旧:減感作療法)か抗アレルギー薬による治療になります。
詳細はご相談ください。

・ダニアレルギーに対する免疫療法につきまして
唯一根治ができる可能性のある治療です。
皮下注射と舌下免疫療法のどちらかになりますが、殆どの方が皮下注射を選択されます。
現在約120人の子どもが皮下注射による免疫療法を受けています。舌下免疫療法は成人をあわせて約10人です。

・スギ花粉に対する舌下免疫療法も行っています。
スギ花粉は、北海道(札幌含む)に居住される場合に問題となることはありません。ただし、すでに舌下免疫療法を施行中の方で再度北海道外に転居される予定の方の維持療法、スギ花粉症をお持ちで未治療ですが、転居予定がある方のみ当院では治療させて頂いています。詳細はお問い合わせください。


参考資料
・アレルギー性鼻炎ガイドライン
・北海道の花粉情報
・各地の花粉情報


【アレルギー性結膜炎】
重症な方では眼科と連携して診察させて頂いております。

参考資料
アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン(第2版)

【薬物アレルギー】
皮膚テスト、負荷試験などにて検査を行います。
薬物アレルギーの最も正確な検査は負荷試験(実際に内服する)です。しかし、非常に重篤な症状がでる可能性を秘めているために、原則は陰性確認試験(この薬剤では症状がでないことを確認する検査)や皮膚テストにて検査となります。精査のために保険外の検査が必要な場合もありますし、詳細な問診で終了する場合もあります。詳細はご相談ください。

参考資料
・薬物アレルギー Q&A

For English
・Drug Reactions and Drug Allergies


【ハチアレルギー】
北海道で問題となるのはほとんどの場合がスズメバチです。北海道では日本に生息する3属16種類のうち3属14種類が生息しており、オオスズメバチ、キイロスズメバチが問題となります(アシナガバチは北海道には生息していません)。アレルギーとして問題となるのも、北海道ではスズメバチ(オオスズメバチ、キイロスズメバチ)で、体質の問題も大きく関与しますが、養蜂家でない方にとってミツバチが問題となることはあまりありません。ハチアレルギーは、問診と採血と皮膚テスト(検査試薬は日本にないので、当科では輸入しています)を組み合わせて診断されます。
刺されないための予防が一番ですが、すでにハチアレルギーとして症状がある方の検査・治療につきましては、薬剤を輸入して治療致します。


参考資料
・スズメバチに注意しましょう

For English
・Stinging Insect Allergy: Tips to Remember


【アナフィラキシーについて】
アナフィラキシーは、短時間で重篤な全身症状(皮膚、呼吸器、消化器、循環器など)を起こすアレルギー反応のことです。アナフィラキシーを起こすアレルゲン※は、動物・薬・ハチ・食物など人によって様々であり、食物だけがアナフィラキシーの原因ではありません。症状が出る時間や程度も、個人・アレルゲン・摂取(接触)量・体調などにより様々で決す。例えば、「いつもは口が痒いだけだから大丈夫」、「あの子はこの量でこのくらいの症状だから、うちの子も大丈夫」などの思い込みは危険です。
アナフィラキシーは起こさないことが重要です。

エピペンの所持を含む日常生活での注意点、治療や園・学校生活などは、必ず担当医とご相談ください。

※アレルゲン:アレルギーの原因となる物質のこと。
つまり、卵アレルギーでは「卵がアレルゲン」、ネコアレルギーでは「ネコがアレルゲン」


参考資料
・アナフィラキシーってなあに.JP
・エピペン

For English
・EpiPen Adrenaline Autoinjector
・How To Use an EpiPen


【保育園・幼稚園・学校について】
生活指導管理表などの書類の提出は必須です。入園・入学前にかならず準備しておきましょう。

参考資料
・保育所におけるアレルギー対応ガイドライン
・保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(YouTube)その1
・保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(YouTube)その2
・学校での食物アレルギー・アナフィラキシー
・学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン
・学校生活指導管理表ダウンロード


【医療関係者の皆さまへ】
・小児患者様のご紹介につきまして
紹介状をお持ちの場合には、電話等で予約の上ご受診下さい。

1、急性症状の患者様:当日ご紹介につきまして
急性症状が出ており、当日当科ご紹介される場合には、必ずDr to Drにてご紹介お願い致します。

2、アレルギー科受診の紹介状の内容で、他科に紹介状をお書きになる場合
アレルギー科に紹介される場合は、患者様が2度受診されることになりますので、他科
を経ないで直接ご紹介下さい。

成人患者様のご紹介につきまして
医療機関から「成人の患者様」をご紹介頂く場合に限り、下記よりお申込み下さい。

お問い合わせフォーム

アナフィラキシーの原因精査、救急搬送先指定のご紹介につきまして
当科では約100名/年のアナフィラキシー症状による救急搬送・入院があり、その他に約200名/年のアナフィラキシー症状での外来相談受診があります(2016年度)。
このため当科は、アナフィラキシー時の救急受診を希望される患者様の受け入れ先として機能しています。この場合は、必ず紹介状をご持参の上で事前受診をお願いしております。アレルギー科かかりつけ患者様の救急受診時はアレルギー担当医が担当させて頂きますが、海外を含む長期出張時や状態が大変重篤な場合は、そのまま集中治療が可能な3次病院や発症現場近くの病院に搬送をさせて頂く場合がございます。

担当医

續木 康伸

小児科・アレルギー科医長

續木 康伸

岩手医科大学医学部卒
日本内科学会認定内科医
日本小児科学会
日本アレルギー学会
日本小児アレルギー学会
日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会
食物アレルギー研究会
アトピー性皮膚炎治療研究会
International Affiliate Member of EAACI(The European Academy of Allergy and Clinical Immunology)
International Affiliate Member of ACAAI(American College of Allergy, Asthma, & Immunology)
Association of Ringside Physicians(America)
小児慢性特定疾病指定医