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腎臓科

腎臓内科及び血液浄化センターの紹介

当院は、昭和58年5月1日に北海道で初めての徳洲会病院として開院しました。当時の徳洲会病院の中では、全国で10番目に出来た病院でした。

当院の「透析室」の開設は、開院後2年目の昭和60年4月でした。開設当初は数名の透析患者数でしたが、徐々に患者数も増加して来ました。開設当初の「透析室」の責任医師は当時副院長をされていた外科の河合 美智雄先生でしたが、研修の一環として「透析室」を1~2か月間の期間で研修医にrotationさせていました。

昭和62年に本文の文責者であります私 小野寺 康博が研修医として入職し、平成2年4月にチーフレジデントを終了した後に透析室長として透析患者の回診担当医師になりました。新札幌に新築移転して来た札幌社会保険総合病院(現 北辰病院)の透析部長であられました戸澤 修平先生と当時の岩見沢市立病院副院長であられました故大平 整爾先生に当時の当院院長でした故佐々木 英制先生を通じてご紹介して頂きました。

平成4年7月から平成6年6月まで小野寺が米国ピッツバーグ大学に留学中は小野寺の内科研修の指導医でした矢崎 一雄先生(現 清明館診療所院長)と当時の北大第2内科の腎臓内科チーム長の河田 哲也先生に御援助と御指導を頂き、透析室の診療を継続して頂いておりました。

河田先生には、小野寺の帰国後も2年間に亘り2週間に1回の割合で腎臓内科領域の疾患に関します諸問題に関してコンサルテーションを受けて頂きました。平成8年4月から当時の夕張市立病院から当院に転勤して来られた横山 隆先生が透析室の患者診療を担当されることとなり、小野寺は平成8年4月から平成10年4月までは日高管内静内町の静仁会静内病院(徳洲会グループ病院)で地方勤務となりました。

平成10年4月以降は増改築がなされベッド数も増えた新しい「透析センター」で横山先生と小野寺とで透析診療を担当し、他にも腎臓関連の診療を腎臓内科として行っておりました。横山先生は、積極的に学会活動を行っておられ、国内は勿論、米国やヨーロッパにおける国際学会でも果敢にご発表をされておりました。平成22年に横山先生は札幌東徳洲会病院の腎臓部門の支援を請われて転勤となりました。

平成24年4月に大江 公則先生(北大第2外科所属 血管外科専門)が着任されて同年に現在の大谷地に新築移転した現病院の「血液浄化センター」にてセンター長として小野寺と共に透析診療を中心に腎臓関連疾患患者を診ておりました。

平成28年8月に大江先生が当院を退職し、現在に至るまで再び基本的には小野寺のみにて腎臓内科、血液浄化センターで診療を継続しておりましたが、平成29年春から須藤 純一先生に月曜日の夜間透析回診と隔週での土曜日の透析回診及び御都合が付く範囲での祭日透析回診をお手伝いして頂いております。
腎生検件数は、年間10件〜20件程度を行っております。

診療範囲としては、急性腎障害、慢性腎不全、電解質異常、ネフローゼ症候群、IgA腎症や糖尿病性腎症等の慢性糸球体腎炎や腎症、薬剤性腎障害や各科からの腎臓内科的な諸問題に関してのコンサルテーションに対応しております。また、糖尿病性腎症については、平成29年から小野寺と腎臓専任看護師の石原さん、及び管理栄養士の工藤さんとチームを編成して外来の患者管理を行っております。

血液浄化センターでは、末期慢性腎不全の維持透析患者総数で120名前後の診療を中心に、時には血漿交換等の他の血液浄化療法も担当しております。また、札幌市内の透析施設に通院中で四肢の骨折を来した患者さんで当院外傷センターへ紹介される件数が常に一定数あり、当院で透析導入となる患者数も年間20数例あるため、ベッドの効率の良い運用に配慮しながら調整しております。末期慢性腎不全患者への代替療法として腎移植も選択肢として積極的に説明しており、特に市立札幌病院の腎移植外科への紹介数も一定数を保っております。平成18年から開始した腹膜透析は一時期8名まで診ておりましたが、血液透析への移行や治療管理上のマンパワーの関係等で年々減少し、平成30年10月には登録数はゼロになりました。今後も代替療法の選択肢の一つとなり得るように再開が可能な方向に努力していく方針です。

症例数は実に豊富にあり、近隣地区のクリニックの先生の方達からの患者紹介もコンスタントにある状況で、年に2〜3回の定期的な症例検討会をご紹介頂くクリニックの先生の方達のご参加の下に行いfeed backしております。時に仕事量が多くなる状況もありますが、上記の経緯の中で蓄積されて来た診療経験や臨床的な知識、ノウハウを基礎に実習学生や研修医の腎臓内科領域の実習指導、研修指導を担当しております。

今後は、CKD診療の骨子等の腎臓内科が有する内科診療の中でも重要でかつ有用な内容を内科の実習医学生や研修医に伝えて行く後継世代への教育も当科が負うべき大切な仕事のひとつであると認識しております。腎臓関連疾患を中心に今後の高齢化社会へのシフトに伴う様々な変化にも対応して行くべき課題ややりがいのある領域で一緒に仕事を進めて行くことに興味がある方は是非いらして下さい。お待ちしております。


当院腎臓科と血液浄化センターの歩みについて、こちらからご覧いただけます

文責:腎臓内科 小野寺 康博

担当医

小野寺 康博

副院長 総合内科部長 腎臓科部長

小野寺 康博

北海道大学医学部卒
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医 
日本腎臓学会腎臓専門医・指導医
日本透析医学会透析専門医・指導医
日本救急医学会救急科専門医
日本プライマリ・ケア連合学会プライマリ・ケア認定医
難病指定医
身体障害者福祉法指定医(じん臓機能)
臨床研修プログラム責任者
臨床研修指導医

   

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