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血友病センター

血友病センター Hemophilia Treatment Center

【概要】
出血したときに血液を固めて止血するためには凝固因子とよばれるタンパク質が必要です。凝固因子には数多くの種類がありますが、ひとつでも不足すると血液がかたまりづらく止血されにくくなります。

凝固因子欠乏の代表的な疾患として『血友病』があり、日本国内の患者数は約6,000名以上にのぼります。しかしながら、血友病を専門として診療にあたる医療機関は多くありません。
これまでも当院では、東北以北で最も多い血友病患者さんの診療にあたってきましたが、血友病を代表とする凝固因子欠乏症の患者さんに対してこれまで以上に充実した診療をおこなうため、2017年4月に血友病センターを開設しました。

北海道内各地の医療機関とも連携し、道内の血友病患者さんが最適かつ必要な個別的・包括的ケアを受けられるようになることを目指していきます。


【診療内容】
①凝固因子の補充(定期補充、出血時補充など)
重症度だけでなく、患者個々のライフスタイルに応じて治療を選択する個別化治療を提案します。

②外科的な処置(手術、歯科治療など)が必要な際の出血コントロール
出血を伴う処置、手術を安全におこなえるように外科、外傷センター、歯科口腔外科とも連携し、適切な凝固因子製剤の補充をおこないます。

③血友病性関節症の評価、治療
血友病性関節症診療経験の豊富な竹谷英之先生(東大医科研病院関節外科)による年2回の関節症外来をおこないます。

④リハビリテーション
関節症の患者さんの関節障害を評価し適切な指導をおこなうことで、機能回復あるいは機能維持を目指します。

⑤疾患教育、家庭内輸注・自己注射指導
定期的に疾患についての教育をおこない、注射指導をおこなっていきます。他院からの指導依頼も必要に応じて受け入れております。

⑥保因者相談、女性血友病の診療
保因者相談をおこないます。血友病として治療が必要である凝固因子活性の非常に低い保因者がいらっしゃることがわかってきました。月経過多、出産などの問題にも対応いたします。

【診療体制】
専属医師2名、専属看護師1名の他、整形外科、内科、歯科などの医師、理学療法士、検査技師と協力し、包括的な診療をおこなっていきます。

【診療の対象となる代表的な疾患】
血友病A、血友病B、フォンビレブランド病、その他の先天性凝固因子欠乏症

【問い合せ】
患者様、各医療機関の先生方からのご相談を随時受けております。
いつでもご相談下さい。(金田、岡まで)


担当医

岡 敏明

血友病センター長

岡 敏明

北海道大学医学部卒
日本小児科学会小児科専門医
日本小児科学会小児科指導医
日本血液学会認定血液専門医
日本血液学会認定血液認定指導医
日本小児血液・がん学会暫定指導医
日本小児血液・がん学会評議員
日本医療保育学会監事
日本血栓止血学会学
術標準化委員会血液病部会委員
難病指定医
小児慢性特定疾病指定医
臨床研修指導医

金田 眞

副血友病センター長

金田 眞

北海道大学医学部卒
日本小児科学会小児科専門医・認定小児科指導医
日本血液学会血液専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医