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「歯科口腔外科医の目線」 小野寺 麻記子

投稿日時:2017年7月3日 19:40 月曜日

私は歯科口腔外科で仕事をしています。

歯医者さんを想像するかもしれませんが、歯科の領域でも外科的なこと、平たく言えば歯を抜いたり、歯茎を切ったり、できものをとったり….ということをしています。(たまに舌が痛い、顎が痛い、などもみますが…)

人付き合いする中で、歯科医であることを話す必要があった場合にはよく「やっぱり口元見ちゃう?」「前歯が差し歯だとやっぱり分かるの?」と聞かれることもありますが、それはあまり口腔外科の職業病には当てはまりません。

職業病なのかはわかりませんが、私は子供の外傷には非常に敏感になります。
私には小学生の娘がいますが、暴れん坊盛りのこの時期、毎日目が離せません。自転車でガタガタ道走ったり、ソファで飛び跳ねたり、お箸や歯ブラシ咥えたままふざけてたり、寝っ転がって歯磨きしたり…それが一歩間違うとどんなケガにつながるか。どんな治療が待ち構えているか、想像つくだけについ口うるさくなってしまいます。そして、「こんなことになるんだよ!」ということをおぞましく話してしまうので嫌われます(笑)。

一緒に遊んでいるお友達にも、風呂屋で他人の子を見ていても「あ、あぶないっ」と常にヒヤヒヤしている状態。当人にしてみたら「だーいじょうぶだって、こんなの」と言われてしまうかもしれませんが、真面目な話、お口のケガはとても辛いものです。食事する、話するなどの日常生活に直結する場所ですから。

不慮の事故はしかたないとしても、常日頃、危険予測をすることが大事なこと。子育てにおいては「未然に危険要素を取り除く、減らす」ことは過保護とは違って、保護者の義務だと思うのです。

とはいえ―
つい先日遊びにきた救急医の姉が、アイロンかけしている私の横を娘がうろちょろしているのを見て。「アンタね!こういう風にして子供がヤケドとかするんだよ!」と一喝されてしょげる私でした…目線が違えば気になるところも違うものですね。気をつけまする

投稿者:歯科口腔外科医長 小野寺 麻記子