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当院初期研修終了生からの手紙

投稿日時:2010年6月23日 16:30 水曜日

現在、普天間問題で話題になった島で働いています。

数ヶ月に1回、仕事の内容を変えて気分転換のはずが、毎日雨です。
今年は梅雨明けが遅れているようです。
島のあちこちには、”基地反対”の看板が立っていますが、口蹄疫騒ぎで、マスコミもまったく寄りつかなくなったようです。
もうこの話題はおわったのでしょうね。

今回は1週間の滞在。
病院の2階で生活しながら、毎日患者さんを診察し続けています。
日中は総合外来。夜は当直。時に連直。入院中の患者さんの管理もしますし、場合によっては処置を頼まれることもあります。
内科外科小児科ほか問わず、自分の能力を超える症例にももちろん出くわしますが、そんな中で学べることが多々あり、今年で3年になります。

さて、こんな総合外来ですが、もちろん医療水準なんて、都会の大病院とはわけが違い、性能のいい機械があるわけでも、気が利くコメディカルがいるわけでもありません。
病院の質としては高いなんてお世辞にも言い難いものがあります。原則自分一人でやらなければいけないですし、何より、何がどこにあるのかすらわからない、そんな状況ですが、あまり気にならず楽しんで働けたりもします。

効率や売り上げも病院には大事だとは思いますが、それ以前に病院は島内にここをいれて2つしかないので、あるべくしてある、そんな中で何でもみますよ、というのは非常にやりがいがあることだと思います。自分にできなければ、場合によっては自衛隊さんの力を借りて本土に患者さんを届けることもあります。何度か研修医のときに経験したことが実は今でもいきていたりします。

総合病院でよく見る光景、”それは本当にうちの科の患者さんですか?”
当直中によく聞かれる会話 ”それは外科系ではない”から内科の先生に診てもらえ”


うちの科も、うちじゃない科も、何を境に決まっているのか、よくわからなくなりますが、そんなぎくしゃくしないで働きたいと思います。

疲れていても、聖人君子のように振る舞うことは訓練でできるようになる、と恩師はよくカンファレンスで言います。ふり、でいいですから。

この訓練にはこのような環境は適しているのかもしれません。まだまだうまくいきませんが。