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投稿日時:2009年5月19日 16:10 火曜日

私は平成2年、旭川医科大学を卒業し同大学小児科医局に入局しました。地元である母校に残ることは以前から決めていました。臓器別の専門科はまだ選べないなあ……と思い、自分が女性であることや適正を考慮しつつ、「子供をみる」科を選び、その中で専門分野を決めようと思いました。1年目は大学病院で血液、循環器、神経、新生児、感染症、内分泌など各診療グループで初期研修を行った後、2年目からは地方病院の医師として北海道各地の病院を転々としながら様々な患者さんに出会い経験を積ませてもらいました。当初、携帯電話は存在せず、自宅にいてもコードの長~い有線電話をトイレや浴室の前に持参していつ呼ばれても対応できるように待機するのが日常でした。外出先でもポケットベルの電波が届かない場所では「今は◯◯にいますので、連絡はこの番号にお願いします。」といった状況でした。大先輩と2人体制勤務の時代は、先輩の当直日と1週間の夏休み以外はすべて自分がファーストコールでしたが、当時はそれが当然でしたし、誇りでもありました。今後消滅すると言う人もいる「医局」という制度も、自分の医師としての成長にとってはなくてはならないものだったと感謝しています。時が流れ、社会も医学教育もかわり、効率よくスマートにことが進むことが望まれる時代。「昔は~」と言っているようでは年寄り扱いされるだけかもしれません。若い先生方のがんばりを、期待をこめて見守っていきたいと思います。

投稿者:小児科医長 大島 美保