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「○○沼にはまる」 金田 眞

投稿日時:2018年4月9日 13:14 月曜日

沼とは、Wikipediaによると湿地の一種で、池や湖との区別は明確ではないが、一般に水深5m以内の水域だそう。湖沼学上では、水深が浅く水底中央部にも沈水植物の生育する水域と定義されるようです。ただ、底なし沼という言葉があるように、足を突っ込むとそのままどんどんはまって沈んでいくというような恐ろしいイメージもあります。

さて、自分の趣味や子供の誕生をきっかけに一眼レフカメラを購入したあと、よりいい写真を求めてF値の低いレンズや単焦点、そしていよいよとなると、なかなか手の出ない赤いレンズや白いレンズ(わかる人はわかる)などを奥さんに黙って買ってしまったり・・・これを「レンズ沼にはまる」と言います。なかには安い「撒き餌レンズ」もあって、まさか「沼」にはまるとは思っていない人を誘い込むので要注意です。ちなみに私は、撒き餌レンズを友人に買わされましたが、それ以降は踏みとどまりました。

最近、マラソンの世界ではシューズがクローズアップされています。ドラマ「陸王」では薄底シューズが“主役”でしたが、現実世界では某メーカーの開発した厚底シューズを履いたランナーが世界で大活躍中です。従来のシューズと比べてエネルギー効率を4%良くするらしく、日本でも先日の東京マラソンで日本新記録を出した設楽選手などの有名選手がそのシューズをこぞって履いています。市民ランナーには回ってこない品薄シューズですが、自己記録更新を目指している私たちとしても手に入れたい代物です。中には並行輸入品をかなりの高額で購入している人もいるようです。
先日は別メーカーがSub2という名の入った、フルマラソン2時間切りを目指したシューズを発売しました。そのシューズを早速履いてフルマラソンのベストを大幅に更新した知人(ウルトラマラソンの日本代表選手)があまりにも絶賛し、「金田さんの走りに絶対合うよ!」との誘惑が・・・売り切れてしまう前にと思わずポチッとしてしまいました。
シューズは消耗品なので何百キロか走れば使えなくなるのですが、いろんな魅力的なシューズが発売になるたびに、自分の力不足を棚に上げ、このシューズならタイムが伸びるはずだのなんだの言って、次々と買い漁るようになると「シューズ沼にはまる」ということなのかもしれません。

きっと、「レンズ沼」にはまらなくても良い写真を撮るアマチュアカメラマンはたくさんいることでしょう。「シューズ沼」にはまらなくても速い市民ランナーも多くいることでしょう。
ただ、絶対的に足りない走力を少しでも助けてくれるなら、そしてこれで目標を達成できる可能性が少しでも高くなるなら、所詮は趣味の世界ですが多少は沼にはまってもいいですかね?大蔵大臣殿。


投稿者:小児科主任部長 金田 眞