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「メディカルイラストレーション」 松井 裕帝

投稿日時:2019年1月15日 08:51 火曜日

 皆さんはこの聞きなれない言葉をご存知でしょうか?そんな私も最近知ったのですが・・・。医学の世界では誰しも学生時代の解剖学書の中の図譜に代表される多くの出版物に必ず登場する絵画のようなリアルな図から単純化した線描写の図まで幅広くあります。医師となってからも外科医であれば手術手技書などで必ず出てくる為、我々にとっては切っても切り離せないものであります。その図譜の多くは、イラストレーターによって書かれたものがほとんどですが、中には絵心に優れた医師自らが描いたものがあります。医師自らが描いたものは非常に的確で、イラストを見ていると実際に手術を行なっているかのような感覚に囚われるものがあります。

 私も実は小さい頃、好きな漫画のキャラクターを描くことが好きで、出来の良い絵を大事に飾っていたりしました。図工や美術の時間に絵を描くことや、彫刻刀で版画の原盤を作る、木材を掘って絵を描くなど、大好きでした。高校、大学となるとそんな時間はほとんどなくなってしまいましたが、医師となった時に先輩の先生の中には、絵を描いて説明してくれたり、手術記録に記載するイラストが非常に分かり易いなど、再び絵を描くことの重要性に気づかせてくれました。絵を描くことと、手術の上手い、下手は一見全く関係ないような気がするかもしれませんが、実は頭にあるビジュアルがより明確でないと、絵を描くことはできません。名医は絵心もあるというのは“当たらずも遠からず”ではないかと。

 最近、絵を描くことを再び始めようと思い、休日に自分の子供を誘い、自分の手や家族の顔などのスケッチを始めました。ただの遊びと思う事なかれ!自分の子供ももしかしたら、名医となる日が来るかもしれない。と親バカを発揮する今日この頃です。

投稿者:外傷センター部長 松井 裕帝