最先端24時間救急医療、外傷センター、日帰り手術の札幌徳洲会病院
札幌徳洲会病院 北海道 札幌 -最先端救急医療・新たな気持ちでここから心から

「初めの一言、終わりの一言」 宮越 貴之

投稿日時:2015年9月30日 11:01 水曜日

外来患者さんの待ち時間の問題は、病院の永遠の課題であり、患者満足度の重要な指標とされています。先日も新聞に患者満足度調査の結果が載っておりました。多くの方が病院での待ち時間を問題にされていました。ただ、この問題は、いろいろと工夫をしてはいるのですが、早晩解決できることではなさそうです。当院での外来患者さまには、病院の待ち時間の中で最後の待ち時間(薬が出来るまで)で大変ご迷惑をおかけしています。患者様も薬局の多忙さをご理解いただいていると思いますが、「とにかく早く薬を出してほしい」という思いが当然強いと思われ、待つことの時間が長くなればなるほど不満がどんどんとたまっていかれるようです。我々薬剤師も、少しでも早くお薬を渡せるようにしているのですがお出しすることができず、お互いにストレスがたまっている状況ではあります。そして、やっとお薬をお渡しできる時に、「お待たせしました」と言うことによっては、患者さまの不満だらけの表情が少し、緩まれることがあります。この一言で、我々薬剤師がどんなに忙しい中でも、誠心誠意しっかりと対応していることが何か伝わっているのでしょうか。逆に「ご苦労さん、ありがとう」といわれることがあり、こちらが励まされることがあります。この一言でお互いのフラストレーションというか気分がリセットされていくことがある時があります。業務がどんなに多忙でも患者さんに「お待たせしました」といって対応するには、心に相応の余裕がないとできないと思いますが、患者さんとの対応が円滑になるのであるならばとても大事な一言であると思います。
また、患者さんが帰られるときは、「お大事に」とか「お大事に、どうぞ」と言っているような気がします。これは、あまり良い日本語ではないような気がします。正確には「どうぞ、お大事になさってください」と伝えるべきところを省略して、さらに順番も逆のような気がします。これからは、天気が悪いときには「足元にお気をつけてお帰りください」と伝えることができるような心の余裕をもって対応していきたいものです。自分たちが患者さんのところに行くのではなく、病院に来ていただいて、さらに、待っていただいているわけですから、終わりにも言葉ありきではないでしょうか。待たせてご迷惑をおかけした分、何か心を和ませられるような温かく、柔らかい言葉をかけられるように心がけたいと思います。

投稿者:薬局長 宮越 貴之

「卵について」 柴崎 達也

投稿日時:2015年9月16日 08:04 水曜日

秋も近づいて来ました。季節の変わり目となり、風邪など体調管理に注意して頂きたいと思います。さて、今回テーマは自由という事で「たまご」について勘違いしやすい、間違いについて少し書かせて頂きたいと思います。

10年以上前、「マネーの虎」という番組がありました。そこでは社長たちの前でプレゼンをして、自分がやりたい事に賛同頂ければ出資してもらえるという番組でした。ある社長が「君は卵にもなっていない。」と準備不足を指摘する場面があり、なぜか印象に残っています。それを思い出したかのように最近家族に言っては煙たがられています。

さて、話はそれましたが、皆さんは卵のサイズについてどう思われているでしょうか。何となく個体の大きさによって決まるのでは?と思っていました。実は、卵を産む時の年齢差によって決まってきます。生後4か月の鶏は、卵管が細くて卵白の分泌量が少ないのでSサイズの卵になります。生後1年半の鶏は卵管が太く卵白の分泌量が多いのでLLサイズの卵ができます。そして、卵のサイズによって黄身の大きさは変わりません。

卵の色について。白玉、赤玉の2種類ありますが、何となく赤玉の方が栄養価も高く、高級なイメージはないでしょうか。実は鳥の種類が違います。そして、色の違いによる栄養価の違いもありません。赤玉の方が価格が割高な理由として、餌を食べる割に多く卵を産まないといった事もあるようです。

卵の黄身の色について。濃い色の卵黄が人気で、薄い色の卵黄は何となく栄養分が少ないと思われがちですが、飼料の素材や配合の割合によって変わるだけなので直接栄養価には関係ないそうです。つまり、唐辛子やパプリカなどの赤色の色素を多く与えるとオレンジ色の濃い卵黄になり、精米など無色に近い色素を多く与えれば白っぽい卵黄になります。

卵は一日何個まで?
Mサイズ卵1個に235mgのコレステロールが含まれていますが、健康な人が1日2-3個食べてもコレステロール値が上がることはありません。卵黄に含まれるリン脂質の一種である卵黄レシチンがコレステロールの量を調整して善玉コレステロールを増やす働きがあるためだそうです。良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルなど人間に必要なあらゆる栄養素が含まれている卵。全国鶏卵消費促進協議会では1日2個食べるよう勧められています

以上、「たまご」についてでした。

投稿者:リハビリセンター副主任 柴崎 達也

「地元」 加藤 貴子

投稿日時:2015年9月9日 08:05 水曜日

私は、視能訓練室という部署に所属しており、眼科外来で視力検査、眼圧検査などの眼科一般検査を行なっております。

私は小学生の頃、今の地域に転居し、就職、結婚を経てもまだ尚、同じ地域にかれこれ20年以上住んでいます。札幌市では唯一、地下鉄が通っていなく、JRも通らない非常に交通の便が悪い所です。現在職場までは車で20分ほどかかるので近いとは言えません。

小学6年生のときに転校してきたのですが、最初は嫌がらせに遭い、辛い日々が続いたのを今でも覚えています。なぜこんな学校に転校してきたのかと、本当にこの地域が嫌いになりました。しかし、それからは順調に中学、高校と進学し、専門学校はバス、地下鉄、JR、スクールバスという、ありとあらゆる交通機関を乗り継ぎ通学していました。そんな大変さから、その時は思っていました。私が大人になったら、絶対こんな交通の便の悪いと所には住まないと。しかし、あれほどに嫌だと思っていた地域にまた住んでしまったのです。

長男は3年生になりますが、私の辛い思い出の詰まった同じ小学校に通っています。
長男の入学式の日、なんとなく不思議な気持ちで学校に入りました。小学校の中は当時と変わっておらず、歴代の子供たちの写真が飾られてあり、凄く懐かしく、微笑ましい気持ちになりました。ずっと嫌な思い出でしたが、時間が経つとやはり浄化されるものですね。

さて、なぜ私がこんなにもこの地域に住み着いているのかと問われると、明確な答えはないのです。住めば都とよく言いますが本当にそう思います。ですが、自然に恵まれ、子供をのびのび育てられる環境に、いつのまにか魅了されていたのだと思います。子供たちは公園で遊んだり、虫採りをしたりと自然の中で存分に遊んでいます。今年の夏は家の周りでクワガタを6匹ほど捕まえていました。

そして、さらには実家が近くにあるというのも大きな理由です。もちろん親の面倒を見るならと考えていたのですが、幸い親がまだ元気なので、完全に私たち家族がお世話になってしまっています。親には本当に日々感謝の気持ちでいっぱいです。いつまでも元気でいてほしいですが、年齢には逆らえないものです。これからはお世話になった分、親孝行をして返して行きたいと思っています。


投稿者:視能訓練士副主任 加藤 貴子

「物思い」 石垣 周一

投稿日時:2015年9月2日 14:19 水曜日

最近、年をとって来たせいか物思いにふけることがよくあります。
いろいろな事をぼーっと考えてしまいます。
そんな数ある考え事の中から・・・

札幌徳洲会病院に入職してから色々なことがありましたが、なんと四半世紀が経ってしまいました。
ざっと過去を顧みると、大きな転機になるような事は特にありませんでしたが、それなりに楽しく過ごせています。
仕事に関しては可も不可も無くですが、しっかりやって来れたと思っています。
そんな中で、ふと思ったことがあります。
民間病院なのでスキルアップのために辞めていく人も多く、同期の入職者はもう誰もいません。
その分、長い間勤めていると病院の記念式典などで勤続の表彰を受ける対象者になり得ます。
しかし、その時の表彰する年数(15年とか20年)が自分の勤続年数と合わないために、今まで一度も当たりません。
さすがに誰かの策略では?と疑ってしまったりします。
今後に表彰の対象になることを少しだけ期待しています。

仕事についても、いろいろと思うことがあります。
仕事中に、患者さんに優しいとはどういったことなのだろうか、と考えることがあります。
働き始めた頃は、プライベートを含めて自分が精神的に満たされていない状態では、患者さんに優しく接することは
できないと思っていました。
そうではないと自分にストレスが溜まってしまうと考えていたからです。
最近はストレスを感じることがあっても、長く続かないように切り替えを出来るように大人になりつつあります。
なのでストレスを誰かのせいにしたり、発散できないとイライラするなどと言う人のすべてが言い訳に聞こえます。
こんな風に思う自分は年をとったせいでしょうか?
患者さんに優しいとは?
接客業のように、患者さんが満足するような「おもてなし」対応をするのも違うと思っています。
結局のところ、自分の中では結論が出ずに今に至っています。

自分についてはどうなのかと思うことがよくあります。
社会人となってから結婚をして、子供を授かり、無難な人生を送ってきています。
自分だけの世界に浸って、集中できるような決まった趣味が無いことが自分の難点だと思っています。
趣味ではないのですが、家の庭での家庭菜園は毎年がんばって続けており、20年くらいになります。
いわゆるガーデニングの類いの土いじりが決して好きなわけではありません。
3坪くらいの畑ですが、毎年続けられているのが不思議なくらいです。
どうしたら美味しい野菜が収穫できるのか、一生懸命ネットで調べている自分の姿は嫌いではありません。
結局は美味しい野菜がたくさん収穫できて、家族が喜ぶのがうれしくて続けているのかもしれません。

仕事に生かせる事を考えられると良いのですが、そこはうまくいかないようです。
いろいろと思うところはあるのですが、結局のところ結論が出ないことの方が多くなっています。
「物思い」
これも一種のストレス発散なのかもしれません。

投稿者:放射線副技師長 石垣 周一