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「音楽鑑賞会」 田中 拓

投稿日時:2015年8月19日 08:09 水曜日

リハビリテーション科、10年目の理学療法士です。リハビリ業務とは別に音楽鑑賞会(同好会)の会長をやっています。

私がクラシック音楽に関心を持ったのは一昨年でした。某先生からコンサートのチケットを頂き、「タダなら」とばかり出かけました。「後で感想を聞かれたら困る」と思い、眠らないよう必死で目を見開き、耳を傾けるうちに、奏者の指先から足元まで全身の動きに目を奪われ、楽器から響いてくる音で体の芯が熱くなるように感じていました。それから2年経ち、生で演奏を聴くことが好きで同好会をやっています。

「アハ体験」で有名な脳科学者の茂木健一郎氏は著書『すべては音楽から生まれる』の中で、クラシックを「世俗的な流行り廃りとは関係なく、数百年の間に淘汰され濾過されて残った普遍の芸術」、「この世はままならぬことばかりであるが、周りがどうあろうと自分の中から光を発し続ければよい。音楽はその光源たり得るもので、難事の連続である人生の絶対的な座標軸である。」と記しています。

私は今でも作曲家・曲名・楽器の知識は乏しく、オーディオで日常的に聴くこともない点、いわゆるクラシックファンにはあたらず、茂木氏の言うところの「絶対的な座標軸」というほどの覚醒に至っている訳でもありません。ただ、Liveの緊張感、目の前で見て聴く「非日常的な体験」「心地良い高揚感」に単純に魅了され、時に、入眠に最適な「癒し」として好むだけの素人にすぎませんが、ひとりでも多くの皆さんと、内なる光源たり得る音楽の力を共感できる機会を求めて、同好会の活動継続に微力を投じさせて頂ければと思います。


投稿者:リハビリセンター副主任 田中 拓