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南郷18丁目の思い出

投稿日時:2012年3月21日 08:01 水曜日

この病院に入職するまで、「南郷」は大通りから新札幌に行く地下鉄のプレートの中だけに存在するもので、私にとって地上の南郷は架空の町でした。

そんな南郷に就職することになり、十数年。
同じ期間だけ、ほぼ毎日地下鉄に2回乗り、南郷18丁目の地下鉄駅を利用してきました。
しかし、現実の町になったはずの南郷も、私に難題をもたらします。
それは、地下鉄1番出口からと3番出口から、どちらが病院に到着するのに、より短距離か。
という問題でした。

1番出口ルートは、長い地下コンコースを歩き、階段を2つの踊り場を挟んで地上に出た後、とんでんを横目に見ながら、サイクリングロードにかかる橋を越えて、病院の正面玄関に至るルートです。
そして3番出口ルートは、改札を出てすぐ左手にある、エスカレーターもある階段を、踊り場1つを越えて地上に出て、横断歩道を渡り、自転車置き場を抜け、ルーシーの駐車場を通って、病院の裏口に至るルートです。
入職当時は何の疑いもなく、当時の病院の案内に記載されていた「1番出口から徒歩5分」
に従って、1番出口から病院へ通っていました。
ですが、それを話すと3番出口派から、「絶対に遠い」「コンコースが長い」と、総攻撃を受けるのです。
それではと、第3出口ルートに変えたのですが、これもこれで、人に話すと
「遠回りだ」「横断歩道を挟む分、時間がかかる」とこんこんと諭されます。

じゃあどうすればいいだろう? やっぱり検証してみるべきか?
実際に距離を測るとどう? 単純に、両方時間を計って比べてみればいい?
と、思いはしましたが、元々私にとっては架空の町だったのだから、
わからないことの一つくらいあってもいいような気がする。
と、未だ解決しないまま、朝は第1出口から出て、帰りは第3出口に帰っていく生活を続けています。

投稿者:院長秘書副主任 高橋 美樹子