最先端24時間救急医療、外傷センター、日帰り手術の札幌徳洲会病院
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投稿日時:2009年11月5日 10:02 木曜日

「地域医療室って何するところ?」と聞かれることがあります。私は、個人のお宅を初めて訪問したとき、名刺を差し出しながら「外回りをしております、浦濱と申します」と挨拶します。また、講演会等では「病院と地域の皆さん方の橋渡し役を務めさせていただいております」と紹介しています。
私の日常業務をもう少し詳しく説明しますと、訪問先は主に、消防署を始め近隣の病院・診療所、企業・各種団体、町内会・老人クラブ会長などの個人宅で、他に医療講演のセッティング、季刊広報誌の編纂と多岐にわたっています。なかでも、医療講演は月間30回以上の開催を目標に、講師の日程調整、会場の確保、予定表・PR用案内チラシの作成、各町内会への案内チラシの回覧手配、会場周辺の各戸ポスティング、そして当日の会場内設営・入場者受付・司会進行・後片付けと、今では業務の主流を成しています。
前置きが少々長くなってしまいましたが、こうした業務を通じて新病院に対しては、まずロビーコンサートや各種展覧会が出来るスペースがあればいいな、それも出来れば3階位まで吹き抜けのエントランスを、と思っています。新病院の近くには北星学園大があり、学生ボランティアによる演奏会が定期的に催せます。老人クラブや町内会の中には、民謡を歌ったり、フラダンスを踊ったり、大正琴や管楽器を演奏したりと多彩な人たちが大勢いらっしゃいます。当院の中にも“芸達者”が大勢いるかもしれません。そうした人々が、病院の開かれた広々としたスペースで気軽に交流できれば、とても素晴らしいことだと思います。
次ぎに、日程調整に苦労しなくても済む、いつでも院内講演会が出来る会議室があれば、と感じています。例えば、A・B・C3室の会議室を設け、それぞれが単独でも、規模によってはA・BまたはB・Cの2室通し、あるいはABC3室通しで使えるような造りであれば、会議が重なっても不自由な思いをしなくても済みます。そしてさらに、講演会の様子や話の内容が各科待合室のモニターでリアルタイムに視聴できるようにすれば、待ち時間が長いと感じる患者さんも少なくなるのではないかと思います。
また院外敷地内には、地域の皆さんが手作りのモニュメント・陶芸品・彫刻等を展示できる広場もあればいい。冬場の雪を利用して、具体的には熱交換機よって冷水を温水に換える融雪槽を設置、その温水でロードヒーティングするとか、観葉植物用の温室熱源にするといったことも考えられます。
まだまだ「夢」はありますが、私の基本理念は「地域に開かれた病院」の一点。そのためにこれからも“全力投球”で頑張る所存です。

投稿者:地域医療室副主任 浦濱 稚郷